白いエピデン

写真1

写真2

写真3

Epi. Wedding Valley ‘Yubanai’
NS=3cm

コンパクトなエピデンが加わりました！

実は、先週末の地元主催の蘭展に 昨年描いた油絵を出展しました。地元会員として何か出展する様にとのお達しを受けた為です。それがなんと賞を頂戴しました (ちょこっと賞金付き(^^) -- 美味しいお昼ごはんを食べれるくらいの額です。

そこで 外食だ、何処にしようかと物色していたら 今朝近所のナーサリーから “ハワイから蘭の入荷があったので早く見に来て” との連絡が…
通常なら花よりダンゴの私なのですが ハワイの蘭店と聞いたらソリャ無視は出来ません。

行ってみるとほとんどがオンシ系でした。
中に数年来探していた‘ワイルドキャット’ が見つかったので それにしようと手を伸ばしたそばに この子がちょこんと座っていたのです。何故かそっちに目が…
両方を買えるだけの額では無かったので 迷いに迷った末エピデンに決めて連れて帰りました。

帰宅後 ハワイの蘭専門店のサイトを覗いてみると 何とこの子は日本からの輸入品なのです。
… とすると もしかしてこの子、神奈川県三浦半島にある “オーキッド バレー ミウラ” さん作出のバレーシリーズなのでしょうか⁈

‘Yubanai’ って何⁇

付)
4/17/19
気になったので データベースで検索しました。以下は結果要約です。

RHS名:
Epidendrum [Epi.] Wedding Valley
(Epi. Princess Valley x Epi. Pearl Valley)

RHS登録:
2003年に イナミネ モリアキさんにより登録されています。

交配歴は 原種から少なくとも6代目以上 原種の内訳は、
50% Epi. secundum
45% Epi. radicans
5% Epi. cinnabarinum, Epi. jamiesonis

面白いのは交配歴中 結構オレンジ色や朱色の交配親が使われている事です。なので Wedding Valley には赤系の兄弟姉妹もいます:) でも ネット検索で良く出てきたのがこの白地にピンクがひと刷毛入った個体です。そしてピンクの入り方が均一でないところが面白いです。

現在のところ、国際的に8個の受賞歴があり また28種の登録種の交配親として使われてもいます。とても優秀な子なのですね。

なお、登録者の住所がミウラとなっていたので “オーキッドバレー ミウラ”蘭園作出のオリジナルなのでしょうね😊

‘Yubanai’ については検索し切れませんでした。実生を誰かが命名したのかもしれません。

• Epi.WeddingValley