ウイーピング・スタンダードとは、枝の高いところに接ぎ木などをして、その接いだ枝を枝垂れさせて、楽しむものです。
石井強さんの著書「バラのウイーピングスタンダード」(NHK出版) を読んで仕立ててみました。・170~200㎝ほどの長いノイバラの枝を挿し木して、活着させます。
・1月に、芽接ぎや穂接を行います。その年は枝が伸びるように養生に務めます。枝は長くなくても花を付けます。
・翌年伸びた枝を自作したフレームに止めています。
・状況 写真を見て明らかなように、枝数が少ないし、長さも足りないです。花の量も少ないです。
・原因 鉢での育成は、少し無理があるのかも。さらに、木が大きいことから、日当たりも、若干悪いところに置いています。
最大の原因は、鉢を地に置いて根を地中に潜り込ませないことにあるかも。石井さんは鉢を地面に置き地中に根を下ろさせている。あとは、台木の性質。細い台木なので、沢山の枝を出し切れないのでしょう。
1.のぞみ
2.安曇野
3.左から ピンクスプレー、のぞみ、須磨
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みなみさん
返信するこんばんは
ウィーピングスタンダードはいいですね。
確かに石井さんのは素晴らしいですが、みなみさんのも、風情が有っていいと思うのですが・・・・・・・
おはよ~
返信するウィーピングスタンダード 載せてくれてありがとう~
今年2月に 初めて接ぎ木を9鉢成功させたので
気を良くして(笑)
今度は スタンダードもやってみたいな~と
思っています
のぞみ・・・素晴らしいですね~
確かに国バラで 石井さんのを見てきましたので
花が少ないというみなみさんの状況は、わかります
原因・・・そうですか~ やっぱり地面に置いて根を
地中に・・・
そのやり方は バラのマダム高木さんも言ってましたね
以前テレビで・・・家も狭いのでわざと地面に鉢を置いて
地面に根をおろさせているのもあります
石井さんは、鉢を地面に下ろしているってことですが
展覧会に出す鉢は(この間の国バラみたいに)事前に
地中まで伸びた根を切るんですか?
植木職人のように大きい木を移植するためには
1年くらい前から根まわしの準備がありますよね
やったことはないですが 本で読んで知っていますが。
それに 似たようなことをするんでしょうか?
さいちぇんさん
返信するつるバラの場合、地植えにするか鉢は地に置かないと、シュートで出が悪いです。それと、台木がまだ細いということがあるかも。鉢増しするか考えています。
まああまり上手くできないようなら、ウイーピングすら撤退するのが一番です。
玄関の横に置いた安曇野は、今回の風で倒れて・・・。重量ブロックを乗せておきました。頭の方の柱に紐を付けて上から吊るすような格好にしないと駄目ですね。分かっているけど、なかなか作業しません。
ボタンちゃん
返信する接ぎ木、手がけたばかりですよね。9鉢成功とはスゴイ。スタンダードはノイバラを植えるのが手っ取り早いです。ノイバラは一季ですが庭木としても素晴らしい性能を発揮します。葉が密集して咲きますから、その豪華なことこの上なしです。秋には赤い身も楽しめます。その種を取って庭に蒔けば、台木が出来るつて寸法です。一石三丁ほどの優れものです。
花が少ないとか枝の出が悪い状況をお分かり頂いて有難いです。地面に鉢を置いておくと、鉢底から根が地中に根を下ろすので、冬になると鉢を傾け、根を鎌で切ります。本にはそうした作業写真が掲載されています。この繰り返しになりますから、国バラには同じ鉢を毎年出すことができます。
マダム高木さんは、バラ会の会員ですが、時どきいらっしたりです。毎回、コンテストの賞品を寄贈いただいてます。会場で氏のサイン入りの本も販売しています。残部僅少、早い者勝ちです!
みなみさん、こんにちは。
返信するウイーピング・スタンダード、どれもすてきです。
でも、いろいろとご苦労があるのですね。
私などは「きれいねぇ」で済んでいますが、仕立てる方は、大変なんでしょうね。
みなみさんの的確な原因究明と解決策があれば、きっとすばらしいウイーピング・スタンダードができると思いますよ。楽しみにしてます。
タータンさん
返信するウイーピング・スタンダードといっても、つるバラなので、台木さえ確保できればさほどの問題はありませんが、その後の育成が大変です。
広くて日当たりのいい場所があるといいのですが、そうした場所もなくです。我が家の前は、南側道路ですが、なにせ都会の事、隣家が横も前も張り出しているので、日当たりが途端に悪くなりました。
来年は、もう少しましな状態に仕上げるよう頑張ります。
みなみさん、はじめまして。
返信する思わず見とれてしまいました。
すばらしいですね。
アンジェラやカクテルでもウィーピング・スタンダードできるでしょうか?
ぜひ挑戦してみたいです。
ウィーピングスタンダードは、上から下に枝を流すようにして仕立てます。
返信する私の物は、根元から接ぎ口まで180㎝程度ありますから、鉢の高さを入れると優に2mを超します。
バラは、頂芽優勢の原則があり、ここに花を付けます。頂芽とは、枝の先端のことです。つるバラは、斜めに誘引することにより、枝全体を頂芽にして、沢山の花を付けさせます。
この原則からすると、下垂させると全く花を付けないのが普通だと思います。このため、枝を水平より下に誘引すると、花を付けないか付けても少なくなります。どれが付けてどれが駄目なのかは、やってみないと分りません。
アンジェラやカクテルは向かないかと思いますが、ためしに一部の枝を下方に誘引してみてはいかがでしょう。
下方向に誘引した枝にも花が沢山つけば、可能だということです。
向くものは、つるミニバラの宇部小町、安曇野、須磨、のぞみ、ロイヤルエンブレムなどが適しています。
ランブラーの多くは、枝を下垂させても咲くと思われますが、私が言えるのは、サンダースホワイトは、可能だということぐらいです。
みなみさんへ
返信する詳しく説明していただきありがとうございます。
ミニタイプがやはり適してるんですね。
いつか、挑戦してみたいです。
NHK出版から、石井さんの本が出ていますので、お買い求めになると、てっとり早いと思います。
返信するこの本には、芽接ぎ切接ぎの方法も写真入りで詳しく出ていますので、他の事でも役に立つ本だと思います。
台木を太く育てられれば、素晴らしいウィーピング・スタンダードが出来上がることと存じます。
私もめげないで、頑張ります。
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