こんちゃんさんの園芸日記
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バラの薬剤散布を行いました

2019/05/11
バラの薬剤散布を行いました 拡大 写真1 バラの薬剤散布を行いました 拡大 写真2 バラの薬剤散布を行いました 拡大 写真3

今日は、バラの薬剤散布を行いました。
使用したのは、ジマンダイセン水和剤(殺菌剤)、アファーム乳剤(殺虫剤)、ダニサラバフロアブル(殺ダニ剤)の3種類を混ぜて散布しました。
ハダニは、発生すると退治するのが厄介なので、早めの時期に使用して、蔓延を防いでいます。
殺菌剤は、できれば雨が降る前、また、葉裏にも散布するのが有効です。

薬剤散布を行う場合、注意すべきことがあります。
ガーデニングや家庭菜園を含め、農薬を使用するすべての者は、農薬取締法第12条で定める農薬の使用基準を遵守しなければいけません。
使用基準に違反して農薬を使用してはならないと定められており、使用基準を守らないことは違法行為です。

農薬使用者が遵守すべき基準には、①適用作物、②希釈倍数、③単位面積当たりの使用量、④使用時期、⑤使用回数などがあり、農薬のラベルに記載されているので、必ず確認しましょう。

適用作物については、バラの場合は、「ばら」、「花き類・観葉植物」が記載されていれば、使用可能です。

希釈倍率については、注意を払いがちだと思いますが、間違いが無いよう計算しましょう。

単位面積当たりの使用量については、農薬を使用する植物の大きさと薬剤の有効性、並びに、土壌汚染や、雨水による流出などに伴う水質汚染等の点から、10a当たりの使用量の幅が記載されています。
「10a当たりの量」が判りにくいですが、比較的多くの薬剤で記載されている「100~300リットル/10a」で計算すれば、おおよそ、10坪なら3.5~10リットル、20坪なら7~20リットル、50坪なら17~50リットルに該当します。
小面積で判りにくい場合、使用方法が「散布」であれば、常識的に、しっとり露が下りた程度に湿るくらいが適当だと思います。

病気や虫害の無い綺麗な花や野菜であっても、法外に大量の農薬を使用したものだと判ると、素直に綺麗だとか、美味しそうだとは思えませんね。
また近隣の方が、近所で法外に大量の農薬を使用していることを知ったら、どう思われるでしょうか?

農薬を使用されている方は、再度、現在行っている使用方法が、使用基準を遵守しているか?を再確認してみましょう。
現在のところ、罰金や懲役などの罰則はないようですが、法律ですので、「知らなかった」では済みません。

私は、電池式の背負いの噴霧器で農薬散布を行っていますが、我が家のバラの庭であれば、1時間程度で、薬液の準備から噴霧器の片付けまで終わります。

「バラの薬剤散布を行いました」関連カテゴリ

みんなのコメント(4)

こんばんは

ちょうど明日薬剤散布をしようと思っていたところでした。
こんちゃん先生の説明を守ってやります手(パー)

教えて頂きたいのですが…
セミナーで消毒の前に水をかけてやるといいと聞きました。
そんなことはないと思うのですが、何だかせっかくの消毒液が薄くなってしまうような気がしてやっていません。
いかがでしょうか?
殺菌剤は、できれば雨が降る前…と書かれているのでそのことももう少し詳しく教えて頂ければと思います。

返信する

そよ風の庭さん、こんばんは。

農薬は、使用基準がややこしいですが、法律で決められているので、必ず守らないといけませんねウィンク

「消毒の前に水をかけてやるといい」というのは、初耳です。
薬剤散布後に水がかかるといけないので、前もって水やり(灌水)を済ませておく・・・というのなら、理解できないわけではないのですが、どのような効用があるのか?理解しかねますうれしい顔

植物が病気になる原因となるのは、カビ(糸状菌)、細菌(バクテリア)、ウィルスの3つがありますが、圧倒的にカビの類が原因であ病気が多いのですウィンク
病気の原因となるカビは、胞子が植物体に付着し、水を得ることで発芽し、植物体に侵入し、病原性を示します。
植物体内には、数時間で侵入するとも言われています。
従って、雨が降る前に薬剤散布すれば、発芽した胞子が、散布した殺菌剤で死滅するので、病気の予防に繋がりますが、雨の後だと、既に植物体内に侵入した後になるので、手遅れで、病気の予防にはなりません。
その場合は、予防では無く、治癒効果のある薬剤を使わないといけません。

上記のように、カビによる病気は、水(水分)が引き金になるので、水やり時にも、むやみに葉に水を掛けるのは、病気予防の点では、好ましいとは言えませんね。
葉に水を掛ける場合は、すぐに乾く条件(天気が良くて、風がある)であれば、大きな問題になりませんが、乾き難い夕方や晩の水やりは、葉にかからないように行うのが望ましいです。
特にバラは病気にかかり易い植物なので、葉に水がかからないようにするだけでも、病気の発生が軽減されます。

また、病気の予防には風通しを良くすると良い・・・と言われますが、乾き易い条件にしてあげること・・・と言うことですねわーい(嬉しい顔)

こんばんは

丁寧に質問にお答え頂きありがとうございました。

薬剤散布後に水がかかるといけないので、前もって水やり(灌水)を済ませておく…私も同じように思います。
今度その先生のセミナーを聴く機会があれば質問してみます。

昨日、いつもは殺菌剤と殺虫剤を合わせたものを使っていましたが、こんちゃん先生の真似をして「殺ダニ剤」も合わせて入れました。
雨が降る前の消毒が適切で薬剤の力を発揮できることも理解出来ました。

お忙しい所本当にありがとうございました🙇

返信する

そよ風の庭さん、こんばんは。

薬剤散布前の水の件・・・尋ねる機会がありましたら、教えてくださいウィンク

ハダニは農薬に対する抵抗性が出来やすく、蔓延すると退治するのに苦労するので、まだ存在が目に見えないうちに退治しておくと良いと聞いたので、私も実践してるんですよわーい(嬉しい顔)
雨の前の予防・・・私は休日にしか予防ができませんが、時間の融通が付くのであれば、どうせやるなら、効果が高い時に行った方がイイですよねウィンク
理に適った理由が判れば、いつすべきか?明確になりますねわーい(嬉しい顔)

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