五月とは思えないほど暑い

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　こんなに暑いと何もしたくない。　しなくてはいけないことは山積みなのだけれど・・・

　１６日付けでタウン誌まいんずに掲載された「大池公園花だより」を転載させていただきます。

大池公園花だより　　　　ねむの木の子守歌　　　　深川由紀子

ネムノキの花を初めて見たのはごく幼いころでした。　ほほ紅のハケのような花が
フワフワと揺れているのが面白くて、ずうっと見上げていたことを覚えています。　
細くて柔らかい赤ちゃんの毛髪を束ねたように見える部分は花びらではなく、
おしべの集まったもので、夜には甘く香ります。　昼間は開いている葉が夜になるとゆっくりと閉じて、眠るように見えることが名前の由来だそうです。　
　　ネムノキの花言葉は、「やすらぎ、喜び、ときめき、創造力」です。
多くの花には花言葉がありますが、「誕生花」というものがあるのをご存知でしょうか？　生まれた月日に因んだ花ですが、ネムノキは私の誕生花なので、この花には不思議な縁を感じています。
ネムは漢字で「合歓」と書くのですが、夫婦円満の象徴でもあるそうです。
美智子上皇后さまが作詞なさった「ねむの木の子守歌」は、ユーチューブで吉永小百合さん、白鳥英美子さんを初め、たくさんの歌手の歌を聴くことができます。

　ねむの木の子守歌　　　作詞　上皇后陛下　　　作曲　山本正美

ねんねの ねむの木 眠りの木　そっとゆすった その枝に　
遠い昔の 夜の調べ　ねんねの ねむの木 子守歌

薄紅の 花の咲く　ねむの木蔭で　ふと聞いた
小さなささやき ねむの声　ねんね ねんねと 歌ってた

故里の夜の ねむの木は　今日も歌っているでしょうか　
あの日の夜のささやきを　ねむの木　ねんねの木　子守歌

　一般的にネムノキは大木になるのですが、去年、程よい高さで咲く品種の苗木が手に入りました。　大人の背丈ほどに成長したので、そろそろ公園の花壇に植えましょう。　
　平成の三十年間、日本は直接、戦争に巻き込まれることはありませんでした。
けれども、今なお戦火にあえぐ国々の多くの幼子たち・・・銃声や砲声ではなく、やさしい母の子守歌で眠りにつくことのできる世界が新しい令和の時代にきっと実現しますように。

　近くの道の駅でアジサイ「ゼブラ」の鉢植えを格安で手に入れました。母の日のプレゼントとして今年大人気だったそうです。
本当に大きな花、豪華です。

• 買ってきました