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玉扇が石化(モンスト)? マジかよ・・・。
この株は「條紋(じょうもん)実生玉扇」
成長点が複数できた感じ【写真・左】
こりゃ石化か?
40年もずいぶん長いこと「玉扇」「万象」を栽培して来たけど、実物の玉扇の石化を見たのは初めて(ネットじゃ一度見た事あるが)
それも、まさかてめぇんとこの株が急に石化を起こすなんてサ。
初めて玉扇を栽培し始めたのは、たしか昭和50年代初め頃。
まだハオルチアの何たるかも解らず、専門店に陳列してある物を手当たり次第やたら買い漁り、手作りフレームに並べひとり悦に入ってた若かりし頃。
その玉扇はたしか無紋で(わずかに白線が数本あったかも)、現在じゃ市場価格は低い。
だが、あの頃いくらで買ったか憶えてねぇ。記録もとっちゃねぇ。写真も撮らなかった。
この株は、去年異常に暑かったせいもあってか晩秋まで休眠が長引き、外葉が枯れて新葉の出と差し引いて葉数がマイナス1。
ウチの玉扇コレクションの中でもこれだけが唯一栽培を失敗したかと心配してたんだ。
そんで、いつ頃だったか一度は出た新葉がいつのまにか萎縮して見えなくなり、ナメクジにでも喰われたかと薬剤を散布したくれぇだ。
もし「成長点の食害」ならば、それは「芯えぐり」したのと同じ事になり、正常な姿の子株が吹いて来るはず。
(※芯えぐりとは、ロゼット型の多肉植物の成長点を抉り取り、強制的に子吹きさせるテクニック。昔の栽培家にゃポピュラーな手法)
しかし、【写真・中】を見ると、子株の窓はひどく変形してる。
こいつぁどうやら本格的な石化かも知んない。
ヤ◯オクに出品すると高く売れるゾ。(冗談)
【写真・右】’17.8/15 おととしの夏の姿。
↑
この頃は、至極ノーマルに葉を展開してた。
徒長の気配も全く無く、迫力ある窓。(手前褒めで恐縮だが)
外葉は“笹型放射白線紋”、内側の新葉は”五月雨的稲妻紋”。
ふた昔くらい前なら「極上紋」で通る。
草姿は、この頃の方がはるかに良い。
なんでこんな事になっちまったのか?
まぁ何にしろ、希少価値は上がったけどネ。
ま、いっか。
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こんにちは!
返信する確かに去年はキレイに成長してますね😄
成長過程でこういう事になる時もあるのですね😱
我が家では何故か1年に1個は石化した植物を発見します💧
原因は何なのか?
不思議ですね🙎
1年に1個ですか、そりゃすげぇ。
石化は稀な現象です。
「綴化(てっか)」とは、成長点が異常を起こし稜がアコーディオンのように連なる現象です。
ふつう一線の谷間で左右に分かれてます。
ラテン語じゃ「クリスタータ」と称します。
石化(せっか)は成長点があっちこちにできる現象で昔は「獅子化」と云いました。
同じくラテン語じゃ「モンストローサ(モンスト)」と云います。
昔から、原因は落雷による成長点の異常とも云われてますが。
こんにちは。
返信する一年後が楽しみです。^^
まぁどう云う事になるか、興味はありますね。
綴化にしろ石化にしろ病理学でいう「畸形」に当ります。
いわゆる遺伝子異常ですね。
ヒトじゃ疾病として扱われ、機能不全の場合は「形成術」治療の対象になりますが、動物・植物は「変わり物」として珍重され高値で売り買いされてます。
たとえば金魚。
元は鮒(ふな)の突然変異「ヒブナ」を人為的に改良(?)して作出された変異種ですが、次々と畸形種を掛け合わせ、自然界じゃとても生存できないほど変形した姿にされてしまいました。
その是非をとやかく言っても始まりませんが、多肉のモンストは自然に生じた現象なので、その分気が楽です。
石化。
返信する遺伝子異常。
人間だったら、大変、異常とされる。
植物は、珍重されるんですね。
植物はそれで、幸せか?
植物は、人間が栽培するので、植物の幸せは、視点にはないかな。
だから、多肉のインテリア化(?)があるんだろうな。
多肉植物の寄せ植えは、かわいくて目をひくけれど、はーとねこは、そういう育てかたはしたくないな。
だから、趣味の園芸の多肉植物の扱いかたは好感がもてます。
プロフ欄にも述べましたが、植物にとっていったい何が幸せなのかは難しい問いです。
本当のところは霊能者でも呼んで植物に聞いてみなきゃわかんないでしょうな。
ただ現状じゃ園芸植物に限らず作物・ペット・家畜だって品種改良の結果今の品種があるわけで、野生の原種はほとんどありません。
でもそれは今に始まった事じゃなく、犬・猫にしたって有史以前から人間に接触・飼い馴らされ、都合の良いように品種改良されて来た歴史があります。
ヒトによる生態系の破壊ははるか文明化する以前から始まったのです。
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