花の文化史 花の歴史をつくった人々
春山 行夫 著
講談社
1980年
購入:北海道札幌 弘南堂書店
購入日:2012年6月18日
値段:15000円(12500円)
・春山行夫は生涯に3種類の「花の文化史」を著わしている。
・中央公論社から出した新書判の全3巻(昭和29-昭和32)が最初で、更にそれを増補改訂し総合的な内容の新装版として1冊にまとめて雪華社から出したもの(昭和39)が2回目。その再版/重版も出た。(昭和45)。増補改訂版と銘打って雪華社から出た再版(昭和39、45年の2回)はバラ、カーネーション、スミレ、スイセン、ダリア等、人気の草花の増補にのみ集中したため、オリジナル(昭和29-32年)に収載されていたかなりの数の草花が割愛される結果となっている。従って、中央公論社刊の初版と雪華社刊の再版(2回)の内容は、一部の重複はあるものの、かなり異なっていると言える。
・最後に、春山氏のライフワークとも言える西洋における花と園芸文化史研究の集大成として、講談社から「花の文化史 花の歴史をつくった人々」(昭和55)を出版。
新潟県立植物園の倉重先生に教養として
最低読むべき書籍として挙げられたのが、
この「花の文化史」と中尾佐助氏の「花と木の文化史」だった。
花と木の文化史は簡単に入手出来たが
花の文化史が見つからなかった。
はるばる北海道まで行って、古書店に入る自分も自分だが
こんな処で掘り出し物と出会えるのだから仕方ない。
運命の出会いだと思うしかないのだ。
レジの女性に声をかける
「カードでお支払い出来ますか?」
「出来ますよ~」
この瞬間、この本が私の物になる事が、決定。
何回繰り返しても、そうなのだが
購入の瞬間には、その重たい荷物を自分で持ち帰る事は
頭の中に無い。
書店の敷居をまたぎ、外に出た瞬間に
手のひらに食い込む重みにたじろぐのだ。
北海道から東京まで、重い本を担いで帰るのに苦労した。
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