先日、いつものように朝イチバンに植物たちに水遣りをしていました。
土の表面が乾いていたらタップリ。とはいっても、いちいち土の中までチェックしている暇はなく、いつも流れ作業です。
この日、水遣り最後の鉢になり、たまには乾き具合も確認してみようかと菜箸で土を刺してみました。
ひとさしで偶然、土の中の発酵油粕の塊を刺してしまったのです。
(串刺しになった油粕を土の中に埋めなくっちゃ。)
その時、二つに割れて崩れた油粕の中に白く動く虫を見てしまいました。
(うわぁ気持ち悪~い…)
コバエが土の中を行き来していますが、この白い虫は1cmくらいあります。
コバエの幼虫ではありません。
まさかと思い、他の鉢に埋め込んだ発酵油粕も掘り出して割ってみると、ウニウニと動く虫が…。
これは一大事です。
どれも発酵油粕の中に住んでいるのです。
土には堆肥も入っているので、それについていた可能性もあります。
ざっと見てみましたが土の中にはいないようでした。
しかも白い虫は油粕の粒の外側でなく中に埋め込まれているように生息しているのです。
外から卵を産み付けたというよりもともと油粕に卵が潜んでいたのではないかと。
だとすれば私はずっと知らずに虫の孵化のお手伝いをしていた事になります。
ショック!めまいが。
図鑑で虫を調べると、ウジ虫でした。
もしミバエのウジだとすればウリ類に寄生し食害する害虫です。
ただ、ハエは写真をみれば違いも分かりますがウジ虫の違いはよくわかりません。
そもそも発酵した油粕にも付くものなのでしょうか?
あるところでは家畜コンポストの発酵処理をするためにイエバエを使う方法があり、これだと堆肥作りに何カ月もかかるところを一週間で糞を肥料にしてくれるそうなのです。
当然、一番最初の工程はイエバエの卵をまく作業です。
( 随分とワイルドなエコだぜ )
この発酵油粕がハエを使って発酵処理していたのかは分かりませんが、どこからか侵入してきたハエに卵を産みつけられた可能性はあると思います。
でも卵って産みつけてから10時間で孵るらしい。
購入したのは去年の春。
もし商品の中に元から入っていたとしたら産みつけてから1年以上経っている事になります。
(もう孵らないんじゃないの?)
しかもカッチカチに乾燥して粒状にしてある商品です。
(やはり堆肥から侵入したのかな?)
もう~、何が何だかワカラナイデス。
色々な疑問が渦巻く中、とにかく気持ち悪いので鉢から掘り上げる事にしました。
「たすけて~」
ベランダのすべての鉢から油粕を拾い上げ割ってみると、土に埋めた期間が長い油粕ほど、中のウジ虫が大きく育っていました。
今回の写真は“ガーデン戦隊キャッチフライ(catchfly)”
隊員No.1☆ハエトリソウ
ストレートな名前で隊員の中でも期待度はNo.1
実はコバエがレッドゾーンに入っても口を閉じないゆる~いタイプ
隊員No.2☆コハナグモ
いつも葉や花の上で獲物を待ち伏せている働き者
お気に入りだったカリブラコアを剪定してから情緒不安定気味で写真撮影後行方不明に
背中の南国の民芸品的な模様がチャームポイントだった
隊員No.3☆カマキリwithエキナセアシークレットパッション
とにかくエキナセア一筋
お花と一緒でうれしはずかしカメラ目線
エキナセアに来る虫にしか関心が無いため、戦力外?
ご近所迷惑も考えて緊急招集で結成したこのメンバー。
かなり不安な隊員たち?
たぶん隊長の私(元テニス部)だけでハエを打ち落とすことになりそう…かな。
P.S.キモチワルイ日記を最後まで読んで下さいまして、ありがとうございました。
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読み終えました。
返信する全ての鉢の油粕を拾い出す!
猫娘。さんのすごい執念に引き込まれて一気に。
しかし、結局よくわかりませんね
発酵油粕でもハエを呼んでしまう?
いや、可能性としては発酵させる際にウジを使い、そのための卵が生きてた?
発酵が済んでなくて、発酵が始まったのでハエを呼んだ?
疲れました...
テニス部の時にハエタタキで練習してたんですか?
戦隊が期待薄なんでは、その練習を生かすしかないですね。
エースを狙え!
民芸品の顔のクモ、おもしろいです。
猫娘さん
返信するこんばんは
私なら、オルトランかスミチオンを撒いて退治して、肥料毎埋め込んでしまいますが・・・・・・
こんなほうほうはどうでしょうか。
こんばんは。
返信する発酵油粕ってけっこう危険なんですね、まさか中から幼虫がお出ましとは…。
わたしは、ペレット状の肥料を鉢の上にパラパラまくだけにしています。
ハエジゴク、懐かしいです、昔は育ててたんですが、けっこう株を維持するのが難しかったです、タンダン小さくなって、消えちゃいました。
葉の表面に片側3本ずつの短い毛が生えていて、連続して2回ふれると、葉っぱを閉じます、コバエだとこのあたりにひっかからないのかもしれません。
コバエ対策ですと、モウセンゴケのハエトリ紙方式が効果的かもしれません。
この蜘蛛さんは、花の近くでよくみかけます、カマキリも花が大好きみたいですね。
こんにちは。
返信するどこの段階でウジが発生したか特定するのは、難しそうですね。たぶん施肥した後に産卵した能性が強そうですね。それにしてもハエって、いつの間にか発生してますね。
うちではハエトリソウに、花が咲いてます。
marumushi さん
返信するこんにちは。
グルグル色々と考えてみたものの、分かったのはハエってすごい生命&繁殖力だと再確認しただけって事です。
週末でお疲れのところに追い打ちをかけましたか?
ハエ叩きは、ラケット型でガットのところに電流が流れて感電させるヤツです。
昔ながらのペラペラのヤツじゃないですよ~。
ハエを狙え!
お蝶夫人のように華麗にウチ落とします
さいちぇん 様
返信するこんにちは。
土だったら大地に行けばいいのに。
ハエって何で狭いコンテナや鉢の土に住みたがるんでしょうかねえ。
この時期に育てている植物は、ハーブが多くて他もお野菜だったりで確かに鉢の中はハエ好みの有機質です。
この程度は覚悟が必要ってことなのかもしれないですね。
ハーブはお花を楽しむ事にして、オルトランを埋め込んでしまおうかと思います。
まつ さん
返信するこんにちは。
未熟な堆肥にはよくあるケースとは聞きますが、まるでカプセルに入っているかのように発酵油粕に虫が住んでいるなどと思ってもいませんでした。
お野菜は他の有機肥料に変えてみますが、発酵油粕はもう使いたくないです。
食虫植物って色々あるんですね。
コバエ対策に買ったのですが、確かにコバエは上手く短い毛を避けて歩き回っていました。
まつさんも以前は育てていたのですね。
購入する時にお店の方に「夏が終わる頃に弱ってお終いですね。」とキッパリ言われましたよ。
1匹くらいは自力で捕まえるところを見たいなあ。
あお@岐阜県 さん
返信するこんにちは。
コメントありがとうございます。
しかもウジ虫の日記で。
何ていい人なんだ~。
ハエってウチの中で突然に大発生すると何か腐って置きっぱなしになっているサインですよね。
いったいどこからやって来るのやら本当に不思議です。
ハエトリソウに花を咲かせるとは上手に育てていらっしゃるのですね。
私がお店の人に聞いた育てかただと、餌を与えてはいけない・植替えをしてはいけない。
なかなかデリケートなんですね。
こんばんは
返信する今日の日記はインパクトがありますねー
全部の油粕を掘り上げて、しかも中にウジウジがいたとすると大変だったでしょう?
私も追肥で鉢の縁に発酵油粕の大粒を置いてますが、土の中に埋めてないから大丈夫なのかな?
電流が流れるハエたたきってHCで見かけました。 猫娘。さんは持ってるんですね。 効果ありですか?
お蝶夫人の様に華麗にハエを打ちのめしてるのね
はなはな さん
返信するこんばんは。
インパクトがありましたか?
確かにキモ系の日記を書く人って少ないですよね。
この間のはなはなさんのツマグロヒョウモンに感動していたのは私だけだった気もするし~。
先週終わりかけたビオラの鉢をベランダから庭に下ろして放置しておいたらツマグロヒョウモンの幼虫が。
やはり写真だけでよかったみたい。
株ごと処分してしまいました。
後になってから花も終わったんだし、ツマグロヒョウモンの巣にしてあげればよかったかなーって後悔してしまいました。
ハエ叩きは実はまだ使った事がないんです。
感電して失神するだけなので実は二度手間なハエ叩きなんですよ。
こんばんは
返信するツマグロヒョウモンの幼虫もインパクトがある色でしょう? 私はたまたま蛹になったからそのままにしてありますが、猫娘。さんはいまちょっと後悔してるんですね
ウジ虫の話はちょっとキモかったんですがコハナグモの見かけはけっこうきれい、と思いましたよ
あのラケットみたいなのは失神させて、更に止めを刺す必要があるんですね。
はなはな さん
返信するこんばんは~。
そうなんです。
蛹だったら良かったのですが、黒にオレンジってヤンキーのジャージ?
すっかりツマグロヒョウモンの幼虫だとか考えずに処分してしまいました。
片付け終わってから、アレ??って思ったのですが遅かったですね。
アゲハは幼いころから見慣れているのでどの幼虫でも分かるんですけれどツマグロヒョウモンってウチには今まで来た事がなかったんですよ。
ラケットの弱電流では即死しないらしいのですよ。
かといって、強電流だったら間違いなく自分が感電死です
こんばんは!
返信するかなりショックな出来事でしたね
その時の猫娘。さんの顔面が硬直する様子が想像できました
原因わからないですが、きっと虫の好む環境がベストに揃ってしまったのでしょうね
ひとつの油粕だけではなかったところが気になりますが・・・。
私はバラの鉢にキノコ発生でびっくり、赤くてかなり小さなムカデぽい虫が土の中をぐるんぐるん行き来しているのをみて、ぎょえ~~~っとなったことがあります。
いまだにその虫がいる鉢があります
見た時にその虫が視界にはいらないときは胸をなでおろしますが、殺虫剤をまいても冬を越しても、いるんですよ。
あれの正体がいまだにわかりません
肉眼で見てもかなり小さく、すばしっこいので写真にも撮れないんですよ
鉢の土替えしたときは見えなかったけどどこかに隠れていたのかなと思うと動悸がしそう
ああ~、こわい話書いてしまってごめんなさい
花日和 さん
返信するこんばんは。
園芸に虫はつきものとは分かっていても、土の中のさらに肥料の中がこんな事になっているとは…
発酵油粕を
①そのままで水でふやかしたもの、②堆肥に埋め込んだもの、
この二つを作って実験してみれば答えが出る気がしますが生物のハエの繁殖実験までする気にはなれないです。
キノコはえのき茸みたいな細長い感じではないですか?
たしか腐葉土でスゴク出やすいのがあるんですよね~。
晴れた日に培養土や腐葉土は袋ごと直射日光消毒しておくといいみたい。
赤い虫はダニでしょうか?
↓
http://www.pref.kyoto.jp/hokanken/mame_takaradani.html
ハダニよりふた回りくらい大きいかな。
最近はあまり見ないけれど5月にはよくベランダを常に急ぎ足で歩いていましたね。
(近眼と老眼の方には多分見えないだろうけれど。)
ムカデっぽくないから違うかな。
もしこれだったら7月までらしいのでもう少しの我慢だね。
こんばんは!
返信する赤ダニのページ、ご紹介ありがとうございます。
早速観てみましたが、どうやら少し形がちがうかな?
細長い形で、頭(か尾)が二股に分かれていて足がたくさんあったような・・・。動きがなにせ早すぎていつもちゃんとみれないのです。すぐ土の中にもぐってしまうし
色々調べてみたけれど、確信もてるものがなくて・・・。
バラは枯れたりしていないのでとりあえずこのままで、(オルトランまいてみたけれど効果がみられませんでした)様子をみてみようと思います
花日和 さん
返信するこんばんは。
土の中にいる二股に分かれている虫なんですね。
やっぱりムカデの仲間?コムシの仲間とか。
ハサミコムシだと土の中の虫を食べてくれるから益虫になるのな。
何だか分からないっていうのが困りますよね。
私も園芸を始めて今まで知らなかった虫を覚えましたね~。
今日はローズマリーにしつこく付きまとうアザミウマを覚えました。
意外と可愛い顔している虫が私たちにとって害虫で、かなりグロテスクで思わず踏みつぶしてしまいそうなのが益虫だったりする事がありますね。
バラが枯れていなくて、根っこがグラつく事がないなら気持ち悪いけれど距離を置いて上手く付き合って行くしかないのかな。
猫娘。さん、こんばんは!
返信する今もいるあの虫は謎のままですが
直視すると気持ち悪いので、距離を置いて・・・ですね
園芸をするまでは、虫をみたら鳥肌と呼吸が止まるくらいのショックを感じていましたし、買った野菜に虫がついているだけで食べる気がなくなったりしていましたが、最近は、目の前に虫をみても動じなくなりました
いまだに、幼虫、青虫などのやわらかそうな長いものは苦手ですが、なんとか対峙することができるようになり、自分でもびっくりしています
花日和 さん
返信するこんばんは。
今朝、鉢のふちにイエバエがとまっていました。
もしかしたら取りそびれた油粕から孵ったのかな。
ご近所の皆さんゴメンナサイ。
鉢を揺すって旅立ちを見送りました。
慣れって怖いですね~。
今では少数アブラムシとハダニくらいは指つぶしだし、ゴム手袋を装着したら何でも掴みますよ。
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