毎年の恒例である。ヤマジノホトトギスが咲くS台の某公園は、道路からかなり深いすり鉢状の底に施設されている。そのとても急峻なのり面にわずかだが咲いている。
この子たちを見つけて、もう4~5年になるかな。「今年はどうだろう?」なんて、時期を見計らって出掛けていく。
公園の途次、目についたのが色とりどりに咲いているランタナだ。まさに、別名のシチヘンゲがしっくりとはまる咲き具合だね。
おやっ、道路沿いから見えるすぐ下ののり面に花が見えない。時期が早かったかな? 目を凝らして辺りを見回す。かな~り下の方に、ちらっと白い点がよぎった。南側の階段から下方を目指す。確かに、今年も咲いていた。まだ数輪だが、もともと個体数が少ないのでこのチャンスを逃すわけにはいかない。
そんな動揺が手に伝わったか、ブレブレの写真ばかりがカメラに収まっていた。残念至極(´;ω;`)
ほらっ、いろいろなサイトに、ヤマジノホトトギスとヤマホトトギスの違いが掲載されているでしょ。
◎ヤマホトトギス :花は散房花序
花被が反り返る
蕊に紫斑点が出る etc.
◎ヤマジノホトトギス:葉腋に花を付ける
花被は反り返らず、水平に開く
蕊に紫斑点がない etc.
大雑把に言うと、こんな感じ。まぁ、ご多分に漏れず、ヤマホトトギスであろうと思われる個体に紫斑点がなかったりするから、そこんところは総合的に判断しないといけないけどね。
とりあえず、今日のミッションを無事クリアし、帰途に就く。
最後の一枚は、いつものS台中央公園で咲き残っていたツリガネニンジンを撮ったもの。倒れてもなお咲くことを忘れない。不屈という言葉がよく似合う。
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こんばんは
返信する貴重なお花を見せていただいて嬉しいです。
我が町近くにもあったのですね!
いつか出会えるといいな~
ツリガネニンジンの、倒れても美しく咲いている姿にも感動しました。
狭山市駅からだと車で20分足らず。巨大なS台団地の東の外れ。この辺りから広大な畑地が広がっています。
月子さん、こんにちは。
だから、それほど自然が残されているといったところではありません。
ここに、なぜか知りませんが、ヤマジが細々と生息しているのです。もう、よく残っていたなぁ~と思えるところなんですよ。
さて、いつまで見ることができるのでしょうか? そんな心細さと隣り合わせの観察会です(-_-;)
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