昨日28日は名古屋市の愛知県芸術劇場大ホール
https://www-stage.aac.pref.aichi.jp/facility/main.html
で松本白鸚さん主演のミュージカル「ラマンチャの男」
https://www.tohostage.com/lamancha/index.html
を見てきました。
「ラマンチャの男」は日本では当時の市川染五郎が1969年に初演し、翌70年にはブロードウェイでも演じたミュージカルですが、その時には、なぜ歌舞伎役者がミュージカルを、しかもブロードウェイでと思ったものです。当時の事情は市川染五郎が父親の松本幸四郎と共に松竹から東宝に移籍して菊田一夫から勧められてミュージカルをやることになったんだとか。
http://community.pia.jp/stage_pia/2019/01/legend-vol3.html
さて「ラマンチャの男」ですがストーリーは、劇作家で収税吏でもあるセルバンテスは税金滞納の廉で教会の財産を差し押さえたところ、宗教裁判にかけられることとなり監獄に収監されてしまいます。他の囚人から脚本をまき上げられそうになって脚本を守るために囚人たちを使ってその台本を演じることとなる。してその台本とは、かの「ドン・キホーテ」だった…てな話です。
ちなみに学生時代に「ドン・キホーテ」を読もうと思ったんですが、岩波文庫から前・後編合わせて全六巻で出版されていて
https://www.iwanami.co.jp/book/b270703.html
なので頭だけ読んで挫折。
今回は初演から50周年ということで白鸚さんは77歳。「ドン・キホーテ」の原作ではドン・キホーテは50歳ということなので現在の方が原作に近い感じです。「一番憎むべき狂気とは、あるがままの人生にただ折り合いをつけて、あるべき姿のために戦わないことだ」。さて我々はどんな姿に向けて戦っているのだろうか。
という訳で、おまけはゼフィランサスです。
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こんばんは。
返信する「ラマンチャの男」って、聞いたことはありましたが、内容は全然知りませんでした💦
ドン・キホーテは、少年少女用のを読んだだけですし‥。さっぱりわからなかったです。
ちなみに白鸚さんはロンドンで「王様と私」を主演したことがあるそうですが、「王様と私」は有名ですよね。
「ドン・キホーテ」は文庫本で6巻なので読もうと思うとなかなか大変です。ちなみにミュージカルの方はロマが出てくるんですが、あれはバレエからの拝借かな。
こんばんは♪
返信する彼は…色気のある男前だから、役にピッタリハマると惚れるよね~😊
ミュージカルは、ナマでは劇団四季しかみたことなくて~
でも、躍りながらあれだけ歌えるのって、すごいよね~
マイク使ってるとはいえ、息が乱れないのかなぁ?と心配になるけど…
白鸚さんは77歳ってことだけど、50年前よりは今の方が役柄にはあってる感じです。白鸚に言わせると「ミュージカルの発声をしてる」んだそうですが。歌舞伎も立ち回りもあれば舞踊も見栄も切るし、一流の人は何でもできるんですね。ブロードウェイやロンドンでは英語ですし。
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