春に開花を期待した株は、大きすぎる期待に負けたか、開花どころか、腐るようにして死んでしまいました。いま、その隣の鉢にあった株が温室内で巨大な葉を1枚つけていて、その大きさに圧倒されます。と言うか、植物体が葉1枚だけなのです。長さはおよそ6〜7m、温室内のガラス壁面にわが身を押し付けています。
多くの植物の葉は、横に広げて光合成をする葉身と、それを支える葉柄に分かれています。ショクダイオオコンニャクの葉にも葉身と葉柄があります。葉柄も緑色で光合成をしています。1枚の葉としても巨大ですが、驚くのは葉柄の太さ、ほぼ円柱で、基部に近いところで測ると直径22㎝。これほど太い葉柄をもつ植物をほかに思いつきません。世界には30万種以上の種が知られていますが、おそらく世界で一番太い葉柄をもつ植物です。一見に値します。たたくと中が空洞のようなポンポンと軽やかな音がしますが、中にはおそらく無数の維管束があると思います。中がどうなっているか確かめたいのですが、切るわけにはいきません。
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