さて、今日は何をご覧頂こうかしらん。
このところ、稲荷山公園北斜面付近によく行く。そう、掛かり付けのクリニックがあるからなんだけど、考えてみれば、ここによく行くってことはあまり好ましくない訳で・・・(-_-;)
巨木はよく耳にする言葉。文字通り、極めて大きい樹木のことだよね。
稲荷山公園に足を踏み入れる。正式名称は、埼玉県営狭山稲荷山公園っていうのかな。
実はここ、終戦後、陸軍航空士官学校が米軍に接収され「ジョンソン基地」となり、昭和53年9月に全面返還された後、その敷地内にあった公園が返還され、整備された公園なのだという。
とにかく余計なものはない。ただただ広い! 桜の名所でもあるのだが、上述した歴史のお蔭かいろいろな巨木が多い。
では、巨草とは何か? この言葉は辞書ではあまり見かけない(と、思う)。僕がよく使うネット上にWeblio辞書でも、この用語は出てこない。
単に、‘巨木’にかけて、‘巨草’を用いただけなので、ことさらに意味があって使用したわけではないのだが・・・。
丈が高くなる草本、例えば、アーティチョークや大イタドリ、さらに、ウドやオオブタクサ、……、etc. いろいろとあるが、それにしたって高々3メートルほどである。
世界最大の花としてメディアなどでもよく取り上げられるサトイモ科コンニャク属のショクダイオオコンニャクにしてからが、3メートル台、4メートルの壁はなかなか超えることができないようだ。
だが、キダチダリアである。一般的には、その容姿からの命名か、皇帝ダリアとして人口に膾炙しているあの草本は、なんと8~10メートルにもなるという。これを‘巨草’と言わずしてなんと言おうか。
だから、撮ろうとすると、青空を背景にした構図が多くなってしまい、花芯が暗くなってしまうことが多い。
それでも、ぴょんと伸びた花柄の先端に、5~6枚の萼が掌を広げたように精一杯指を伸ばし、その中央にコロンとしたつぼみがついている様がなんとも愛らしく見える。
なんか、ちっちゃな人工衛星が、あっちこっちに無作為に飛び交っている、そんなおかしみを感じないかな。
いくつか出会った樹々には、晩秋の気配が忍び寄っていた。
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