観察学習　『那岐（ナギ』は裸子植物であり、葉は広葉樹。｜園芸日記bymeika｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

　昨日に比べ、風もなく落ち着いた冬晴れの天気です。

針葉樹（裸子植物）ナギ科？マキ科マキ属　雌雄異株　風媒花　直径1.5cmの丸実。

『槙』は庭木に、『那岐』は春日大社をはじめ、多くの神社仏閣に植えられています。
葉が常緑の広葉樹なので、観葉植物として活用されます。
庭木の『イヌマキ』は、樹形がいいと松類より高価だと言われています。
このおもしろい植物を盆栽にできないかとか、観葉植物として育てたいと考えている私ども、やはり植物オタクかもしれない。

【特徴】
①中央の大きな脈（中央脈）が無く、葉の付け根から葉脈は２,３十本平行に走っている。
　縦方向に引っ張っても切れないので、夫婦円満の契りがあるとか。また、「凪」に通じて漁師さんの水難除けのお守りにもなっている。葉は対生で節毎に90度ねじれて付いている。
②秋に熟した種蒔きで殖やす。
③雌雄異株で実は灯篭の油に、油煙は墨に使ったらしい。
　ここでも、植物の文化はすごいと思います。

写真１　若い葉は「対生」です。

写真２　そして、「対生」にならず「互生」も見られる。

写真３　幹になる部分は９０°ずれているのが分かります。
　　　　近所の方、春日大社など草取りのボランティア活動。
　　　　葉を引っ張りながらちぎれないのにびっくりしてました。


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