左 前に住んでいた家の生垣です。
黄色はグラハム・トーマス、淡いピンクはルチェッタでピンクの花がガートルート・ジェキルです。
前を歩いていてもオールド・ローズ系の濃厚な香りがします。
花名になっている1843年生まれのガートルート・ジェキルは画家でしたが、視力の関係で絵を描けなくなりガーデンに興味を持ちました。
画家としての色彩感覚の豊かさから、ガーデンデザイナーとして著書も多く、今日のイングリッシュガーデンのスタイルに計り知れない影響を残しています。
中 2006.6.6に行った時のブログからです。
ノルマンディのJARDINへ。
PARC FLORAL DE BOIS DES MOUTIERS (ボワ・デ・ムティエ)
ムティエさんのお庭とでも言うのしょうか。
ここは前回紹介しました岬の教会から程近い所にあります。
左下のレンガの建物は入ってすぐのティールームになっています。
始めの「ルーム」ホワイトガーデンに。
先ずはゆっくりお庭をご覧になって下さい。
レンガや西洋イチイで仕切られたルームの入り口を入るたびに違った世界が。ホワイトガーデン、宿根草にバラ、クレマチスなどのロングボーダー、トピアリーに巧みなカラースキーム。
そうです。ここはイングリッシュガーデンに迷い込んだような気がしました。
屋敷の裏に廻ると、果てしなく続く森は英国で一時はやった風景式庭園そのものでした。
ここにはイングリッシュローズも数多く植えられ、今まで見たフランスの何処よりも多かったです。
右 充分堪能して入り口のティールームに入ったら、なんと棚には大きな缶に入った紅茶が並び、ここはカフェでなくティーの世界なのです。
何を飲むかといわれ、とっさに一つだけ知っていた「アールグレィ」と言ったらいいのを選んだと言われました。
運ばれてきたのは香りの素晴らしいものでした。
で、ここでこのガーデンの説明書を読んでいた同行者が、なんとここはあの「ガートルート・ジェキル」が手がけたとのこと。
ジェキルはフランスのガーデンまで手がけていたのですね。
ノルマンディに来て、寒さもあったんですがここかしこに英国の匂いを感じていましたが、この地方のガーデンは「フラングレーズ・ガーデン」と言われ、フランスと間近な海峡を渡って来る英国の情報で作られたと思われ、今回それを見るのもノルマンディに来る楽しみの一つでした。
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
原種チューリップ 2024/04/25 | 伸びろ伸びろ♪🌿🐍 2024/04/25 | ナンジャモンジ... 2024/04/25 |
咲き始めのスイ... 2024/04/25 | 趣味の買い物(... 2024/04/25 | 植え替えのアッ... 2024/04/25 |
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。