10年くらい前の話です。
クリスマスローズの原種ブームを仕掛けて来た人たちがいました。
やっと、ウィンターシンフォニーなど綺麗な品種が出回りだした頃のことです。それなのにこれから原種ブームがくると煽って来て、園芸品種が下に見られるように扱われたのを覚えてます。
でも、所詮は付け焼き刃的で、仕掛けた人の原種知識もあやふやでありましたし、原種の生産も追いつかず何年かしたら萎んでいきました。そりゃ、WM○○○○がいいとか、TM○○○○がいいとかいっても実生のもので変化が多いものです。
札がなくなれば、何がなんだか分からないものが多く、語ってる人たちはただ、ブランドだけ見て内容が分かってない人たちが多かった。
いったい、あの頃に買った原種を育ててる人はどれくらいいるんでしょう?
原種同士を掛け合わせたものも、ただただ、何と何を交配したから貴重とか?花の質の向上や貴重な性質を取り込んで改良する意味すら分かっていない人が多かった気がします。
そんな中、コツコツと原種の性質を取り込む事をしてきたのが大木ナーセリーさんです。それが実り始めて来ています。
ここ何年かは優れた品種が出てくるでしょう。
例えば、先シーズンのものですが、1枚目の写真のように小型で小輪のゴールドピコティや2枚目の小型で多花性のセミダブルゴールドという感じです。
これから数年のうちには、細葉でムルチフィダス ヘルツェゴヴィナスのような葉を持つ綺麗なゴールドも現れるでしょう。
未来を描く。
そう何年も掛けて作りたい物をつくる、そういう大木ナーセリーさんのクリスマスローズは
目が話せそうもありません。
今シーズン注目に値するナーセリーだと思います。
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