たくさん書けるならカテゴリーを作っても良いかも…と
載せた、薔薇のルーツをたどるシリーズ、第3弾です。
とりあえず、過去の2回も含めカテゴリーを作ってみました。
後、何回載せられるか…分かりませんが。
さて。今日のお題の薔薇はこちら。
写真1:ブルー・ムーン
今でも多くのバラ園で観ることのできる超定番品種。
ちょっとウッディな感じの独特な「ブルー香」も
特徴的なお花です。
1964年、ドイツで作られた薔薇。
この薔薇の片親は実生の薔薇で、もう片親は…。
写真2:スターリング・シルバー
1957年、アメリカ生まれのこの品種の実生と言われています。
スターリング・シルバーとは、銀の純度92.5%の
合金のこと。シルバー925と言うのも同じ物だそうです。
純金もそうですが、純銀も柔らかすぎて加工には
適さないため、あえて他の金属と混ぜることで強度を
上げているのだとか。
現在、アクセサリーなどに使われている銀は、
だいたいこのスターリングシルバーであることが
多いそうです。
…え?私ですか?そんな高級なアクセサリーなんて、
持ってませ~ん。
オット…脱線してしまいました。
薔薇のスターリング・シルバー。
この品種も片方は実生の名前のない薔薇だったのですが、
もう片方は…な、なんと!
写真3:ピース
これまたバラ園では超定番品種のピース、なのでした。
ピースと言う名前で世に出回ったのは1945年のアメリカ。
第二次世界大戦後で平和への祈りを込めて
"Peace"となったのですが…。
実はこの薔薇が生まれたのはフランスで1935年のこと。
現在でもフランスを代表するナーセリーの
メイアンで作られた薔薇でした。
当時は作出者であるフランシス・メイアン氏の
母親に捧げられ、マダム・アントワーヌ・メイアンという
名前が付いていたそうです。
と、これは調べれば出てくるお話なのですが、
今の日本では、この名前で植えられている所は
ほとんど、ないですね。
作出年もピースとして出回った1945年と
書かれている所が多いです。
今回の薔薇のルーツをたどる日記は、
今までとはちょっと違うパターンになりました。
ブルー・ムーンから見たら、ピースは親の親、
つまりお爺さん(orお婆さん?)のような存在、なのですね。
撮影地はスターリング・シルバーのみ、
横浜イングリッシュガーデン、
ブルー・ムーンとピースは生田緑地ばら苑です。
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ピースの別名では他にグロリアがありますね
返信するでもやっぱりピースが一番メジャーです
直前の日記のオフェーリアですがピースにも
オフェーリアの血が入ってます
ち~~さん、コメントありがとうございます。
私が薔薇のことを調べるのによく使っている
海外のサイトでhelpmefindというのが
あるのですが、グロリア…確かに出ていました。
同じ薔薇にいくつもの別名があることも
わりとよくあることみたいですね。
すると…オフェリアはブルー・ムーンの
ひいおじいさん(か、ひいおばあさん)くらいの
存在なのですね。
そうやって辿った先は…原種の薔薇に
行き着くのでしょう。
なるほど、勉強になります。
返信する教えてくれて、ありがとうございます。
ゆうきちゃんの説明は、ストンと腑に落ちる感じでよくわかります。
前からちょっと気になっていた事、ブルームーンと、ピース、両方とも、家にあるんですけど、色こそ違えど、花弁の厚さや、肌理の感じ、剣弁の角度の感じが似てるなあと思っていました。
親子関係にあるんですね。
しかも、フランスから、アメリカに渡ったのは知ってたけど、
アントワーヌ・メイアンだとは知りませんでした。
納得です。
大和撫子さん、コメントありがとうございます。
撫子さんにそう言って頂いて、
私もすごく嬉しいです。
ピースとブルー・ムーン、確かに色は
想像つかないほど離れていますが、
コメント拝見して、確かにそうだ!!と
思いました。
ピースからスターリング・シルバーが
できる時点で色がまったく違うのは
交配の片方の薔薇がいわゆる
ブルー系の色だったのか、
あるいは突然変異なのか…そんなところも、
想像してみると楽しいです。
ピース、上でち~~さんが書いてくれている
グロリアやイタリア語で「喜び」を意味する
ジョイアと言う別名もあるようです。
平和、栄光、喜び…どれも素敵な意味の
名前ですね。
こんばんは♪
返信するバラのルーツ。
色々と 興味深いお話し ありがとうございます💗
ブルームーン。
とっても 良いバラですよね 家にもあります~(*^^*)👍✨
ピース。
成る程、1935年に作られたのですね。家の本も1945年になってます。
この薔薇から たくさんの子が 生まれているのですね。
まだまだ 知らない事があって
次の講義も 楽しみにしていますね~(#^.^#)❣️
ちびたママさん、コメントありがとうございます。
個人的に日記のネタとして書き始めたことが
好評なようで、嬉しいです。
ブルー・ムーンは植えられてないバラ園が
ないくらいのポピュラーな品種、
というイメージです。
こういう色、好きなのですが育てるのは
全体的に難しい物が多いですね。
ピースと言う名前で世界中に広まったので
その名が付いた年=作出年として
扱われているようです。
ピースファミリーといわれるほど
たくさんの品種の親になったそうですね。
また講義のネタ、探しておきま~す。😊
こんばんわ~
返信するバラ園のいいバラをたくさん見てるゆうきさんが載せて
くれるバラの花は どれも1番の花姿ですよね~
お花に囲まれたミーちゃん 変わってからだいぶ経ってる
のは知ってたけど~ 可愛い写真がまだまだ有るんでしょ
うね (^_-)-☆
ボタンちゃんさん、こちらにもコメント
ありがとうございます。
私の薔薇はなくなってしまったので…また、
バラ園などで観て楽しむお花になりましたが、
やはり、綺麗に咲いている姿を撮ってあげたい、
と言う気持ちはずっと変わりませんね。
ミー、寝ている写真よりこちらの方が表情が
分かって良いかな、と思って変えました。
実はミーがうちに来た時は、
まだ私も中学生だったので、
デジカメどころか携帯も持っていませんでした。
なので、あんまり写真は多くないのですね。
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