そらさむくふゆとなる｜園芸日記byKite.com｜みんなの趣味の園芸

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　今日、7日は、二十四節気の第二十一、大雪である。
　二十四節気とは、一年を春夏秋冬の四つの季節に分け、さらにそれぞれを六つに分けたもの（4×6）。
　さらに、二十四節気をさらに約五日ずつの三つに分けた期間、初候、次候、末候が設けられ、これを七十二候という（24×3）。

　したがって、大雪は次の三つの候からなるとされる。

　第六十一候（初候）：閉塞成冬（そらさむくふゆとなる）
　　　　　　　　　　　2019/12/07
　第六十二候（次候）：熊蟄穴（くまあなにこもる）
　　　　　　　　　　　2019/12/12
　第六十三候（末候）：鱖魚群（さけのうおむらがる）
　　　　　　　　　　　2019/12/17

　こんな時候だから、花などおいそれと拝むことなどできよう筈がない。「閉塞睡花」（そらさむくはなねむる）という訳だ。

　そう、あの世界最大のパンジー・ボニータクイーンイエロービーも眠たげだ。というより、花びらがあまりにも重過ぎて、自重を支え切れず、全開とならない、といった風かも（体重が重すぎて往生するのはヒト属だけじゃないんだな）。

　対照的なのが、絵になるスミレ。ボリューム感のあるゴージャスなフリルをこれ見よがしにひけらかせ、寒さにも負けずモデルウォーキングだ。

　新参者のバラ咲きジュリアンだって負けてはいない。道行く人に、精いっぱいの愛嬌を振りまいている。

　いままで、このジュリアンを手に取らなかったのには訳がある。これで全開なのという咲き具合と、総じてみられる花びらの縁にできるシミだ。
　もっと開いてくれれば可愛らしさアップ間違いなしと思うし、花屋のポット苗には総じてシミがみられると思うのだが…？


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