湯島臥牛さんの園芸日記
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湯島臥牛さん  東京都
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マミラリア「景清」の花

2020/02/17
マミラリア「景清」の花 拡大 写真1 マミラリア「景清」の花 拡大 写真2 マミラリア「景清」の花 拡大 写真3

’20.2/17撮影


マミラリア属のツボミは鉢巻状にたくさん付く。

花期は、種により環境によりまちまち。

早春から5月頃までに咲くのが一番多いけど、中にゃ晩秋から咲き始める株もある。



開花の引き金になるのは開花ホルモンだろうが、内部で花芽が形成されるのは開花から遡って数か月前と推測される。

サボテン多肉の場合、花が咲くから必ずしもベストの環境とは云えないが、毎年決まった時期に開花するのは少なくとも許容範囲の環境にあるということを証明してると云える。


考えてみると、現在市場に出回ってるサボテンのほとんどは日本国内で繁殖した物。

日本の業者の大型温室で実生・生育した株か、マニアの温室・フレーム・庭・ベランダで子吹きしたのを外してオークション・ショッピングサイトへ出品した代物。

つまり、ある程度は我が国の環境に慣らされてると思われるが、それらの「馴化」は普通に考えられてるより微々たるもので、人間もそうだがサボテンの太古から受け継がれて来た形質というものはそんなに簡単に変化するものじゃない。

その先は「進化の謎」という分野で、たとえ10代・100代、100年・1,000年と日本の環境に慣らしてゆこうとしても、サボテンが数万年・数十万年のスパンで「命を賭した試行錯誤」を通して獲得した基本的形質というものはなかなか取れはしないものなのだよ。

そのサボテンという生物の根っこにある性質・クセをカラダで学び取るということが「サボテン栽培に精通する」という事になる。


ま、「総論」はそういうこった。

各論は各自で学んで下さい。ここにすべては網羅できない。



【写真①】マミラリア属特有の花。

もっとも、近縁のペレキフォラ・ソリシア・エピテランタ・マミロプシス・クラインジア・プセウドマミラリア・ドリコテレ・コリファンタ属の花もよく似てる。

昔はこれらのサボテンを一括して「マミラリア類」と称した。
今はどうしてるか知らないが。



【写真②】全体像。何個かツボミがのぞいてる。



【写真③】今朝の早朝のツボミ。






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みんなのコメント(2)

こんにちは
本来のマミラリアは可愛い花なのですね
我が家のは「巨大輪」と付いてましたので
交配されまくってるのでしょうね~
今花盛りです

返信する

「巨大輪マミラリア」拝見しました。
花は大輪でトゲは立派。見応えがありますね。

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