あまり知られていませんが「ダンシング・スター」という品種です。なぜ好きかっていうと、ビロード感のある咲き始めの紫色と、一番の特徴でもある、花の側枝の花柄が伸びて咲くのです。重みで垂れるのです。キャスケード咲き?のクレマチス。
ビチセラ系なので小輪ですが次々と咲いてくれます。国内で作出されたクレマチスですが、市場ルートにはおそらく乗らないのではと考えています。
なぜ市場性がないかというと、伸びて数節から花が来てしまうのです。そこから上はずーっと花、多花性です。ということは、花ばかりだから葉が少ないのです。葉と花のバランスの悪いクレマチスは市場性がありません。それと、すぐに咲いてしまうのでさし穂が取れず増殖率が悪いのです。おそらく個人のクレマチス愛好家の間で楽しまれている花かもしれません。
我が家に来てかれこれ数年経過していますが、毎年、1~2本ぐらいしかさし木できないのが現実です。自分も知人から譲ってもらいました。
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金子先生 こんばんは
返信するこちらまたステキなお花ですね
しかし市場ルートに乗らないというのは残念ですね~
葉と花のバランスが必要など知りませんでした。。。
すぐに咲く、低い位置から咲くなど育てている人には嬉しい事なのに生産者の効率が悪いという矛盾を抱えてしまうんですね。。。
何だか残念ですけど、知る人ぞ知る品種という事で勉強になりました。また咲いたら見せてください
ちびママさん
返信するこんにちは、見た目のバランスって大切です。
市場に出ている中では、「さのの紫」が花の大きさとバランスが悪いと言うことで、人気がいまいちと言うことです。花としては申し分ないのですが、コクのある花で良いのですが残念です。
個人的に良い花、いっぱいあります!!、皆に紹介したい品種。でも、市場性がなければどうしようもありません。個人レベルでは、中には、もたもたしていると、一定の数になっていないと、絶滅してしまう品種もあるのです。あの品種どーしたのかなーと言うものとか・・・、自分が知っている中では、「紀ノ川」絶滅していたと思ったら、とある方が所有していた1株から見事、復活し市場ルートにまでなっています。
良い花のレベルが難しいです。(良くても増殖できなければと、思いますが・・・)
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