湯島臥牛さんの園芸日記
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湯島臥牛さん  東京都
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コエルマニオルム休眠中🍀💤

2020/02/28
コエルマニオルム休眠中🍀💤 拡大 写真1 コエルマニオルム休眠中🍀💤 拡大 写真2 コエルマニオルム休眠中🍀💤 拡大 写真3

ハオルチア属「コエルマニオルム」picture'20.2/28


厳密にゃ休眠はしてない。成長速度が緩慢なだけ。

寒さのせい。庭のフレームで冬越し。
夜間デカい発泡スチロールを被せて保温はしてあるが。

休眠してない証拠に花芽が出て来た(写真3枚目)


コエルマニオルムは地味系ハオルチアの代表。
ブツブツ・ザラザラ肌が特徴。

この株たちは原種だが、コエルは近年いろいろな園芸交配種の元親になった。
有名なとこじゃ「H.錦帯橋(きんたいきょう=ベノーサxコエル)」がある。

コエルはちょいと変わった好みの女性に人気らしい。
こちとらなんか「女性なのに」と、思うがね。
(今どき”女のくせに”なんて言ったら大顰蹙・炎上するだろうが)

もっとも、女性すべてが可愛い物を好む少女趣味で、身の周りの物を何でもかんでもパステルカラーに塗りつぶす、ってのは戦後派昭和オヤジの偏見で、おいらも近年知ったのだが、若い女性でもスプラッターホラーが好きだったりグロテスク怪奇趣味のが結構いるらしい。


そりゃぁそうだな、考えてみると男だけが多様性を好み、女性は常識的で趣味も画一化されてるなんて有り得ない幻想かも知れない。

こういう思い込みは「女性・母親はこうあって欲しい」という男の甘えであり希望的固定観念。

「戦後に強くなったのは女とストッキング」などと女権論者が聞けば怒髪天を衝くような流行言辞はさすがに死語となったが、今だに中高年オヤジはこうした甘えの構造を脳の片隅に蔵してるのだよ。

女性にとっちゃぁ迷惑な話でもあろうがネ。


数年栽培してみると、コエルのクセというか性質(たち)というか、ある程度の低温に遭うと”紅葉する”

逆に云うと、冬場に室内へ取り込んで低温に当てないようにすると葉は緑のまま(と思う。やった事ないが)

原産地の南ア・トランスバール地方じゃ低温期に紅葉してるのかどうか資料はねぇんでどぉとも言えないが。


また、日本の高温季のような暑さは自生地にゃないようで、熱帯夜が続くような蒸し暑さじゃ休眠するから水やりは節水して通風を図り出来るだけ涼しく過ごさせる工夫をしなきゃならねぇ。

もちろん直射日光に当てるなど論外で、1年を通して適切な遮光を施すのは必須。

写真の3株は今の時期ウチじゃ遮光率約75%にしてる。

このところのピーカン(快晴)の直射日光量は午前10:00頃で10万㏓前後なので、念のために今日日照計で測って見るとはたして2万5千~3万㏓だった。



【写真1枚目】コエルマニオルム大株、径12㌢。

購入時にゃ径10㌢チョイだったが、順調に育ってるようだ。



【写真2枚目】コエル中株。

以前からウチに居る。
買った時は4㌢くらいの小苗だった。

毎年 晩秋から生育速度が鈍り紅葉する。

コエルはやはり低温で紅葉するのであって日照過多で日焼けして紅葉するのじゃない。

いや、試した事ないので判然としないので断定はできないね。
両者ともアントシアニン産生で起きる現象だから(だけじゃないけど)ひょっとしたら同じように赤く日焼けが起きるかも。
そんな写真も見た事ある。



【写真3枚目】現地採集のコエル変種「マクマトリー」

現地株の入手の経緯は下記の通り。

葉先の傷んだ旧葉は下に回り、新しい葉は出て来てやっと見られるようになった。

サメ肌の肌理(きめ)の具合いが基本種のコエルと違う。

本種の最近の交配種に「マクマ竜(マクマトリx竜鱗)」なんてのもある。




購入の経緯(いきさつ)2017秋

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=418657


大株・2年前の春(2018/03/19)の葉の透明度

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_album_image_id=568859


大株・一昨年よりひと周り大きくなってる

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_album_image_id=568858





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「コエルマニオルム休眠中🍀💤」関連カテゴリ

みんなのコメント(6)
  • 写真
  • 2020/02/29

こんばんは。
うちのコエルは10月下旬から赤茶になり始めて
冬は室内に入れていますがまだ赤茶のままです。
無加温で暖房も入れない部屋なので、最低室温は7℃くらいだと思います。
去年の冬は同じ環境で緑っぽくなったのですが…。

今は5号の万年青鉢に植えてありますが
今度の植え替えで4号の観音竹鉢かスリット鉢に変えようと思っています。

返信する

いらっしゃい、シオノさん。

本文にある通り、コエルが赤茶けるのは第一に寒さに当ること、次に強光線を浴びる事です。

去年より赤茶けてる期間が長いのは何か原因があるはずですが・・・。

室内で最低気温7℃は低いですね。
でも、ハオルチアは昼間に適度な高温が得られれば種類によっては生育を続けられますが。

でもコエルはその程度でも休眠を余儀なくされるでしょう。
低温に弱く、他の種より休眠に入るのが速いようです。

  • 写真
  • 2020/03/03

こんばんは。
南の窓際で真冬は65%、今は75%の遮光をしています。
ガラス戸越しですが3〜4時間日光が差し込みます。
試しにもっと暗めにしてみます。

直射日光じゃなく、透明ガラス窓から1㍍離れると照度は15%減衰、レースのカーテン越しは40%減衰すると云われてます。

コエルの場合、3~4時間も日照があれば十分正常な生育が望めます。

照度で云うと、観葉植物に適切な下限1万5千㏓~上限3万㏓くらいが目安ですか。
コエルにゃ少し多いかも知れません。

  • 写真
  • 2020/03/05

3〜4時間で足りているとのことで安心しました。
置き場所は窓から約20cmで遮光75%です。
改めて照度計で計ってみます。

ウチも今の時期、コエルのポジションは日射は正味4時間です。
徒長はありません。それどころか日焼けを疑ってるくらいです。

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