今日は、椿『五色八重散椿』の花後の取木をしました。
そんなに多くの苗は不要なので、すぐに、花が咲き小盆栽になる様な取木方法の紹介です。
挿木は多くの苗を作る場合はいいのですが、早く小盆栽にして花を観たい場合はこの【取木】がおすすめです。
私どもの椿【取木方法】
①鉛筆太さ~親指太さの枝を太さ分だけ環状に表皮を剥ぎます。
なるべく、元気な幹がいいですね。
②あらかじめ、1日前に水苔を水に浸して置きます。
ビニールポットを半割にし、樹の剥離部分がポットの中心に来るように、アルミ線で固定します。
③水苔を絞って水苔を軽く詰め込みます。
④上に、赤玉土か市販の用土でカバーします。
写真1 私どものツバキ取り木方法。まず、カッターナイフで、緑色の形成層を取り除く。
写真2 環状剥離の後、この部分がビニールポットの中心になる用に、ホッチキス止めをする。
写真3 剥離部分を水苔で巻き、挿木用土か、赤玉土で押さえる。
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こんにちわ!
返信する椿の取木はまだやってみたことがありません
meikaさんの日記を拝見して、ぜひやってみようと思っています。
時期は今の時期が良いですか?
またどれくらいで発根しますか?
時期的には、挿木と同様に梅雨時(枝が固まっていること。)がいいです。今でも、できますよ。
返信するこれが出来ると、盆栽づくりは楽しくなります。
花後なら、3、4ケ月もあれば発根して、秋には外せます。発根は、環境や樹種により少し差があります。
私どもは、親指の太さの元気な幹をその太さ分の長さを環状剥離(樹皮下の薄緑の形成層を削り取ること。)して翌年の春まで待ちます。
水苔に水分がある限り発根した根は春まで生きています。
1日中水に浸けた水苔で巻く場合はビニール密閉にする。
ビニールポットの場合、水苔は水分切れのないこと。
発根困難な樹は、私どもはポットとホッチキスで行う場合が多く、薄めたメネデールや活力剤のHB101の力を借りる場合もあります。
水苔は着いたまま植えると腐り、新根も腐るので新根を傷つけない様、出来る範囲で除いて下さい。
ただ、鉢に植付ける時、排水の良い新用土に植えて下さい。それと、肥料は新葉が出るまでは、しばらく無肥料かいいと思います。 市販の油粕肥料は完腐していないので注意。
【取木】は樹の余分な剪定予定の場所、枯れてもいい場所、失敗しても再度実施できますので、あわてず、見守るつもりで行って下さい。
こんばんわ!
返信するmeikaさん 詳しく教えていただきまして
ありがとうございました<(_ _)>
【取木】ができるようになると、いろいろ利用できて本当に楽しそうですね(^▽^)/
準備をして 早速やってみようと思います
まず手始めに、椿の「一休」を取木してみたいと思っています。
上手くいくと良いですが( ^ω^)・・・
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