富山昌克(トミー)さんの園芸日記
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富山昌克(トミー)さん  大阪府
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南アフリカの某大学教授から

2020/03/31
南アフリカの某大学教授から 拡大 写真1

30年前ほど、

父が、

「昌克~、南アフリカから来たでっ!」
「なにが?」
「ディサやー、神のランやー」
「すごいやん、でも栽培は暑がって夏越し無理でしょ?」
「だから無菌苗を輸入したんやー」
「枯らしても枯らしても、昌克が永遠に試験管のなかで殖やしてくれるやろっ?」
「?」
「ほらっ、試験管!」
手渡された小指程度大きさの試験管。
試験管のなかには、爪先程度の細胞塊。
「ちっちゃ、いくらしたん?」
「一万円くらいかなぁ~」
「たかっ!」
いまは亡き父のラン好きはすごいものがありました。
いつも海外のランの洋書を眺めていて、
魂は世界中のラン原産地へ飛び回っていたようです。

そんな父のお陰で、幼い頃から世界中の珍しいランを見せてもらいましたから、ほんまにありがたいことです。

家が博物館のような環境でした。

画像はマグカップに印刷されたディサ!

このマグカップを使う度に父とディサを思い出してしまう。

それにしてもディサの再増殖は容易でした。

試験管のなかで、幼苗が出来ると、

大きなフラスコ苗のなかで、苗を真横にして培地の表面に寝かすんです。

たったそれだけで、節から新たな幼苗が立ち上がってくるんです。

植物ホルモンも
特別な培地も必要としなかったディサ。

ただ頂芽優勢を崩すだけで大量増殖できるもの。

サギソウのような販売価格で販売可能だと思う。

栽培維持が困難なら、

切り花を生産して

神様のランを提供していきたいものですね。

「南アフリカの某大学教授から」関連カテゴリ

みんなのコメント(2)

殖やしてくれるやろっ?

ここへ来て
再びお父さまが
ささやいておられるのでしょうか。

トミー先生が
広めてくれるやろっ?

赤いラン。
見てみたいです。
育ててみたいです。

返信する

いつか切り花が入手できたら、

こちらでアップしますね。トミー

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