思い出しました 前回日記の3枚目は、ワイルドチューリップ Tulipa sylvestris です。『ジルベストリス=森に生える』ですが、やはり日当りを好みます。地中海沿岸からの帰化植物で、1500年代には中部ヨーロッパでも園芸植物として栽培されており、生き延びたものが古城や修道院、隣接のワイン農場などで野生化しています。それで、ワインベルクチューリップとも呼ばれます。ドイツで野生化している唯一のチューリップですが、昨今は農薬の多用であまり見なくなったそうで、残念です。
一枚目は植物園のアルピヌムで見た Tulipa sylvestris subsp. australis 南アルプスのジルヴェストリスチューリップ 800~2000メートルの高山で咲きます。 黄色い花は岩ナズナ、ピンクはゲラニウムの何かです。
横向きの蕾に風情がありますが、開くと『クワックワ~🦆』数日開閉するうちに上を向いて咲くようになります。それにしても、もうじき12時半、まだ固く閉じています。日が傾き始めてから開く寝坊助!
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開花写真、ありがとうございます😃
返信する名前まで一緒にupして頂けて、今日も一層安心して寝られます😉
ご解説がまた興味深く、お写真と合わせて何度か読ませて頂きました。
いつも本当に勉強になります。また日記やそだレポ、楽しみにしています🥰
きゅーさん
お早うございます。
ぐっすりお休みになれましたか
いえいえ、ほとんどが受け売りです。
このチューリップは絶滅危惧種に指定されています。家のは、土止めに置いてあった屋根瓦の間から生えていましたから、誰かが植えたのではなく、野良ちゃんかもしれません。
昨日は14時半過ぎに開き、18時には閉じ始めました。猫より睡眠時間が長いです。
おはようございます
返信するそうなんだー
シルベストリスは森に生えるって意味?
この色がそもそもの原種なんですね
こちらでも原種チューリップがはやった時あって、アタシも買いました
普通のチューリップは2~3年で消えてしまうところ、この種は植えっぱなしでも殖え、土に混ざって移動するのか別の場所でも殖え、何年たってもちゃんと出てきて小さい花が咲きます
球根を買ったときいろんな色があったのに、次第にこの色に変わってしまいました
この記事を読んで納得ー!
いつもありがとうございます
ann さん
こんにちは
1枚目のクリーム色は変種、元祖ジルヴェストリスは黄色の方のようです。
球根を掘っていて気付いたのですが、これ、球根から匍匐茎というのでしたか、地下茎を出しています。土が深過ぎたり、真上に石があったりすると地下茎を出して、その先端に新しい球根を作っていました!モントブレチアと同じで、ジャガイモのように四方八方へ広がりそうです。
前回の蕾がこんな大きな花になるのですね。
返信するへ~これが野生化してるのですか。強いのですね。
もったいないですね。農薬で全滅させないで。
1枚目もチューリップですか。背が高いですね。
かんちゃん
こんにちは
掘っていて気が付きましたが、球根から地下茎を伸ばし、その先にも球根が付いています。深過ぎたり、上に石があるような所では、そうして新しい場所に球根を作っています。暑さ寒さには強いけれど、休眠中の多雨と除草剤に弱いそうです。ワイン用のブドウにも除草剤を大量に撒くので、減ってしまったのですね。最近は自然栽培のブドウ園もあり、修道院は昔ながらの庭造りをしていますから、生き延びると思います。
この種のチューリップは背丈10~60㎝と、変幻自在です。昨日観察しましたが、午後14時半に開き、夕方18時には閉じました。グータラ寝てばかりいます。
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