知らなかった『雲間草』の向日性と、別名『マガリバナ』と言う。｜園芸日記bymeika｜みんなの趣味の園芸

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写真2

写真3

２日前からこの『雲間草』朝は東に、昼は真上のやや南向きに咲き、なんと夕方は西に向く花なのだ。「なぜだろうか？」『ひまわり』でも、こんなにはっきりと見せてくれない。
調べると、
原産地の地中海沿岸のイベリア半島、ロックガーデンに咲くそうだ。向日性が強く太陽に向かって茎がまがるので「マガリバナ」とも言われます。ちいさな花が集まって中心が盛り上がるように開花します。写真３の〇枠内。
今回の【夏越し雲間草】は、花柄が１本だけ高く１番花を咲かせました。その花柄の２,３の葉柄には、各１つのつぼみを抱えています。写真３

植物の茎などが太陽光線の強い方へ向かって屈曲する性質のことで、【向光性】とか、【屈日性】とも言います。（日本植物生理学会）写真３の赤線。
『向日葵』が「つぼみ」の時、花は東に向いて茎は西側が成長する成長ホルモン「オーキシン」ためらしい。これが太陽のない日陰では濃度が高くなり、若い茎は太陽の方を向くので【転頭運動（日回り）】をする。成長が終わると、東側を向いたまま動かなくなるそうです。こんなことを知らない私どもでした。結局は、茎の「オーキシン」による成長で花が開くまで続くのですね。

アブラナ科　イベリス属　原産地：地中海沿岸　別名：『マガリバナ』
この上記のことを知らずに、ただ、【夏越し】出来たと喜ぶだけの私ども、まだまだ不勉強ですね。
３日前からこの『雲間草』を観察していて、私だけの発見だと自負していた。
やはり、新しい植物に出会った時は、もっと謙虚に真正面からその植物を見なければ観察とは言えないですね。
結論は、【花が曲がらず茎の運動だった。』のですね。

写真１　朝９時東の太陽に向いてさきます。「茎は西に花は東に！」20200411
写真２　昼には真っ直ぐで花はお日様に向かっている。
写真３　夕方には東に茎は曲がるから、花は西を向くのです。

※参照　2020/04/10 西洋クモマグサ (園芸日記) 6 32　小春


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