カール・フォン フェルスタ― (Karl von Foerster 1874-1970年)という、ドイツの育種家がいます。北ドイツの気候に合った宿根草の育種だけではなく、造園も手掛け、さらには作家&哲学者として活躍しました。ポツダムに残る自宅の庭園は、サンスーシー宮殿と共に世界遺産に含まれています。自然であることを第一に心がけた造園です。無料で一般公開されており、20数年ぶりに出かけましたが、コロナ対策で庭には入れませんでした。写真は柵越しです。
隣接する店舗で、周囲の畑で作っている宿根草を売っているので、いくつか購入しました。ドイツマルクの値段が付いた1993年のカタログを持って行ったら、大笑いされましたが、今でも同じものが手に入ります。
ホームセンターや大手園芸店との一番の違いは、開花株が無いことです。花が終わったら捨ててしまうような、出荷に合わせて咲かせた促成栽培の開花株は一切置いておらず、ついて来てしまう花もありません。芽が出たばかりのものや、売れる前に咲き始めている株もありますが、どれもががっしり引き締まった宿根草、鉢が重いです。値段はHC よりも3割増ですが、環境保全面でもこちらの方が健全な買い方だと考えさせられました。
4500㎡の売り場(屋外)に2000種以上の宿根草苗と灌木が並びます。アスターやジャーマンアイリス、デルフィニウム、ヘメロカリスなどはそれぞれ30~40種類並んでいます。地産地消に徹しているので、サボテンやランなどはもちろんありません。
学名のABC 順に並んでいるので目が回りますが、一つ一つに写真と丁寧な説明が書かれています。一鉢ずつに詳細が書かれたプラスチックのラベルが挿してあり、無くした時や記録のために、余分なラベルが持ち帰れるようになっています。
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こんばんは
返信する宿根草だけを扱っている店舗はこちらではあまり見かけませんね。ネット通販ならば別ですが。
小春さんも1993年のカタログも保存されていますか。
ねむりねこさん
こんばんは
宿根草だけの通販はありますが、店舗では無いですね。HC や大手園芸店にも宿根草コーナーはあるのですが、花盛りの促成栽培が大半で、根付かないことがあります。
50ページほどの冊子ですが、一花ずつ写真と記号で解説されており、重宝です。新しいカタログを買って来ました
今晩は⁉️日本時間午後10時、今日は大嵐のあと虹が出ました🌈宿根草買えて良かったですね🎵こちらでも植物園は閉園継続中、ホームセンターでお花を観察、宿根カスミソウ植えました🎵
返信するポツダムのサンスーシー2度ほど行きました。広い庭の葡萄棚が素晴らしかったです🍀
日本は連休明けまで緊急事態宣言、特に都会から地方への移動はひんしゅくものです。田舎に帰る大学生要注意、イタリア卒業旅行の学生がコンパにはしごで感染拡大、海外帰国者の対策が後手に回り、帰国後14日のホテル滞在要請、費用もホテル探しも個人持ちでは誰も協力しません😓
jictenko さん
こんばんは
欲しかったゲンチアナと、山で見たカンパニュラなど、他で手に入らない物を買いました。
この畠は、サンスーシーの葡萄棚から3キロほど、運転中に見えました。
大騒ぎした割に立ち消えになった豚インフルエンザが頭にあり、最初は騒ぎ過ぎという気がしていましたが、今となっては危機感が無さ過ぎますね。ポツダムがあるブランデンブルク州は、ベルリンよりも先に規制を緩める決定をしました。とは言え、20人以上の集会は禁止、洗礼・葬式なども20人まで3蜜を避けるという条件で、許可するようです。
ホテルまでの道のり、従業員などを考えると、自宅にこもった方が良いと思うのですが…
お家からは、かなり車を走らせるのでしょうね?
返信する誰もが行ってみたくなるような場所ですね。
「鉢が重い」この一言で、苗がストレスなく育っているのが伝わって来るようです。
今度は、20年後ではなく、コロナ騒ぎが終息し、行けるチャンスが早く訪れると良いですね。
あっ、こんな時だから、時間がとれたのでしょうね。
でもやっぱり・・・行く時間が無いくらいお忙しい方が良いですね。
雪媛さん
お早うございます。
家は中心からやや南西、ポツダム方向なので、30分強で行けます。道路も最近は空いています。
他の鉢が紛れ込んでいることも無く、一鉢ずつ管理が行き届いているように思えました。
今後の見通しはまだ立っていません。8月いっぱいまでの催しは禁止、ポツダムの音楽祭も中止です。その後、小規模なものから規制を緩めるというのですが、『小規模』の定義を討議中です。一斉に規制するよりも、規制を徐々に緩める方が余程難しいようです。教育現場の再開や、夏季休暇についても、未だ何も決まっていません。
おはよ~
返信する柵越しでも宮殿のような立派な建物が見えますね~
個人の建物だったとわ 凄いね~
宿根草だけの園芸店ですか~いいですね~
でも 日本ではそれだけで営業がなりたつかな~
なにをお持ち帰りしたか あとで見せてね~
ボタンちゃん
お早うございます。
20世紀初めの建築でしょうか。1925年頃までの建築は豪華です。フェルスターさんという人、店で売っている宿根草を庭に配置して、店に来るお客さんに見てもらえるようにしたそうです。
卸売りもしているので、成り立っているようです。ここは11~3月までお休みです。今日、早速全部植え付けました。夜は氷点下ですが、店でも露天だったので、安心して植えられます。芽がちょこっと出ただけのものもあり、見栄えしません
ほ~宿根草だけですか。
返信するカタログをもって出かけたのね。
花が無いとわからないもんね。
宿根草は、いつも花があるとは限らないし、植え付けにいい時期もあるでしょうしね。
かんちゃん
お早うございます。
27年も前のカタログ持って来る客は初めてだった様子で、『僕、生まれてない』なんて言われてしまいました。それでも同じ花を作り続けているって、凄いですね。世の中の流行とは無縁のようです。
植え付けが出来ない冬の間は、店を閉めて、苗作りです。どのみち屋外なので、お客さんも来ません。
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