私は五月に一番花が咲き終わり、花茎を切るときから来年の五月の花姿(樹形)を頭に描きながら切って行きます。
それは五月に「咲かせた」晴れ姿を楽しむためです。
その後秋まで「咲いた」花は結果だと思っています。
チョッと理屈ぽいですが、花を「咲かせた」と「咲いた」では大きな違いがあります。
春の花が咲いた後からは、咲き終わったら切るの繰り返しです。
四季咲き性の品種は、切った枝の太さによりツボミの上がり方も違ってきます。
なのでその後の花はどこかで咲いているようになります。
一つ気をつけるのは、よく言っています「枝数=花数」です。
沢山の花を咲かせるには、肥料も大切ですが枝の数がないと沢山の花は咲かせられません。
出来るだけ分枝させるように切り、枝数を増やすように心がけています。
画像の品種は「ザ・レディース・ブラッシュ」2010年作出のイングリッシュローズの植えて二年目の株です。
画像左は咲き終わった枝を、その都度樹形を整えながらカットして来ました。
少し油断していたら、ツボミから散った花まで付いています。
左右に伸び過ぎの枝も今回切って形を整えました。
画像中の上の画像は枝先の様子で、下段は樹形を整えながらカットしたものです。
画像左、樹形を整えた所です。
残したツボミは間もなく咲きます。
樹形を大きくしたかったら、枝の切る位置を長めに、逆の場合は残す枝を短くすれば良いのです。
失敗しても枝は又伸びて来ます^^
このように樹形を整えながら、咲いたら切るの繰り返しを、私は勝手に「エンドレス剪定」と言っています。
このやり方ですと花が途切れることはあまり無いので、ブログネタにも困りませんし、写メも出来ますよ。
鉢植えだけでなく、お庭のバラでも同じように出来ます。
バラの育て方は自由です。
指導書や聞いた話など参考にしていろいろやって見てください。
ガーデンローズは育て方いろいろです。
大きくなる品種でしたらそれなりに育てたり、自分好みの大きさにして育てる事が出来ます。
私はピェール・ドゥ・ロンサールやランブラーを鉢植えでそれなりの大きさで楽しんでいます。
育てている環境もそれぞれ違いがあります。
色々トライして楽しむのが「趣味の園芸」だと思います。
今回のカテゴリは「自分流のすすめ」にしました。
出来ましたら左側のカテゴリの「自分流のすすめ」の第一回2010.7.14の所をご覧になって下さい。
どうか色々やってみて下さい。
成功例が増えると、一層園芸が楽しくなりますよ。
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こんばんは、先生。
返信するエンドレス剪定専門でやってきました。
先生のお墨付きを貰ったので、
このままgoing my wayでいきます
有り難うございました。
ところで新苗のRepublique de Montmartre大きくなりました。http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_album_image_id=21698
判りにくいですが、根が地面に張っていて、移植迄は動かせません。すいません。
こうして根をわざと地に張らせた方が、直植えするより生育が良い、と聞いた事があるのでわざと根を張らせてます。秋か冬に掘り上げて地植えにするつもりです。
自然樹形だと、billet douxに比べるて横に広がり気味です。
そだレポされる旨読んだので、楽しみにしてましたが
記憶違いでしたか。
こんにちは
返信するバラは育てていてこちらのサイトで皆さんのそだて方を知ると、気になり自分流を脱線しがちです。
地植えのバラを可愛がり過ぎない、と言うのを伺い今までよりも肩の力を抜いていけそうです
お写真のERの枝数葉数の多さは素晴らしですね、家では株の下の方はスカスカになってしまいます。
先生 こんにちは。
返信する「バラの育て方は自由です。」
というお言葉に気持ちが軽くなりました。
剪定にはいつも悩まされています。
此処でいいのだろうか?、これでいいのだろうか?・・と
本を読んだり、先生方の日記を参考にするのですが、結局のところやっぱり悩んで、最後にエイッと
ハ~やっぱり難しいです。
寅参上!さま
返信するバラを育てるの気楽にやっていて何よりです。
リパブリック・ドゥ・モンマルトルのデータは、新苗からあるんですよ。
言い訳になりますが、何とか時間を見つけてやりますね。
はなはなさま
自分は一生懸命にやっているのに・・・・
お隣さんは何にもしてないのに良く咲いている、なんて事がありますね。
「地植え」だけで植物は元気に育つ方が多いような
事もあります。
えなばーばさま
失敗を奨励するわけでないですが、エイッと行って下さい。
失敗しても枝はまた出てきます。
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