有島 薫さんの園芸日記
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有島 薫さん  東京都
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秋の剪定 そのニ

2012/09/04
秋の剪定 そのニ 拡大 写真1 秋の剪定 そのニ 拡大 写真2 秋の剪定 そのニ 拡大 写真3

私は五月に一番花が咲き終わり、花茎を切るときから来年の五月の花姿(樹形)を頭に描きながら切って行きます。

それは五月に「咲かせた」晴れ姿を楽しむためです。

その後秋まで「咲いた」花は結果だと思っています。

チョッと理屈ぽいですが、花を「咲かせた」「咲いた」では大きな違いがあります。

春の花が咲いた後からは、咲き終わったら切るの繰り返しです。
四季咲き性の品種は、切った枝の太さによりツボミの上がり方も違ってきます。
なのでその後の花はどこかで咲いているようになります。

一つ気をつけるのは、よく言っています「枝数=花数」です。
沢山の花を咲かせるには、肥料も大切ですが枝の数がないと沢山の花は咲かせられません。
出来るだけ分枝させるように切り、枝数を増やすように心がけています。

画像の品種は「ザ・レディース・ブラッシュ」2010年作出のイングリッシュローズの植えて二年目の株です。

画像左は咲き終わった枝を、その都度樹形を整えながらカットして来ました。
少し油断していたら、ツボミから散った花まで付いています。
左右に伸び過ぎの枝も今回切って形を整えました。

画像中の上の画像は枝先の様子で、下段は樹形を整えながらカットしたものです。

画像左、樹形を整えた所です。
残したツボミは間もなく咲きます。

樹形を大きくしたかったら、枝の切る位置を長めに、逆の場合は残す枝を短くすれば良いのです。
失敗しても枝は又伸びて来ます^^

このように樹形を整えながら、咲いたら切るの繰り返しを、私は勝手に「エンドレス剪定」と言っています。

このやり方ですと花が途切れることはあまり無いので、ブログネタにも困りませんし、写メも出来ますよ。
鉢植えだけでなく、お庭のバラでも同じように出来ます。

バラの育て方は自由です。

指導書や聞いた話など参考にしていろいろやって見てください。
ガーデンローズは育て方いろいろです。
大きくなる品種でしたらそれなりに育てたり、自分好みの大きさにして育てる事が出来ます。
私はピェール・ドゥ・ロンサールやランブラーを鉢植えでそれなりの大きさで楽しんでいます。

育てている環境もそれぞれ違いがあります。
色々トライして楽しむのが「趣味の園芸」だと思います。

今回のカテゴリは「自分流のすすめ」にしました。
出来ましたら左側のカテゴリの「自分流のすすめ」の第一回2010.7.14の所をご覧になって下さい。

どうか色々やってみて下さい。
成功例が増えると、一層園芸が楽しくなりますよ。

「秋の剪定 そのニ」関連カテゴリ

みんなのコメント(4)

こんばんは、先生。
エンドレス剪定専門でやってきました。
先生のお墨付きを貰ったので、
このままgoing my wayでいきますうれしい顔
有り難うございました。

ところで新苗のRepublique de Montmartre大きくなりました。http://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_album_image_id=21698
判りにくいですが、根が地面に張っていて、移植迄は動かせません。すいません。
こうして根をわざと地に張らせた方が、直植えするより生育が良い、と聞いた事があるのでわざと根を張らせてます。秋か冬に掘り上げて地植えにするつもりです。
自然樹形だと、billet douxに比べるて横に広がり気味です。

そだレポされる旨読んだので、楽しみにしてましたが
記憶違いでしたか。

返信する

こんにちは

バラは育てていてこちらのサイトで皆さんのそだて方を知ると、気になり自分流を脱線しがちです。 

地植えのバラを可愛がり過ぎない、と言うのを伺い今までよりも肩の力を抜いていけそうですわーい(嬉しい顔)

お写真のERの枝数葉数の多さは素晴らしですね、家では株の下の方はスカスカになってしまいます。

返信する

先生 こんにちは。

「バラの育て方は自由です。」
というお言葉に気持ちが軽くなりました。

剪定にはいつも悩まされています。
此処でいいのだろうか?、これでいいのだろうか?・・と

本を読んだり、先生方の日記を参考にするのですが、結局のところやっぱり悩んで、最後にエイッと美容院

ハ~やっぱり難しいです。

返信する

寅参上!さま
バラを育てるの気楽にやっていて何よりです。
リパブリック・ドゥ・モンマルトルのデータは、新苗からあるんですよ。
言い訳になりますが、何とか時間を見つけてやりますね。


はなはなさま
自分は一生懸命にやっているのに・・・・
お隣さんは何にもしてないのに良く咲いている、なんて事がありますね。
「地植え」だけで植物は元気に育つ方が多いような
事もあります。


えなばーばさま
失敗を奨励するわけでないですが、エイッと行って下さい。
失敗しても枝はまた出てきます。

返信する
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