肥後太郎さんの園芸日記

夢見るサボテン?

2020/06/07
夢見るサボテン? 拡大 写真1 夢見るサボテン? 拡大 写真2 夢見るサボテン? 拡大 写真3

同居人が「サボテンなら喜ぶと思って」と
僕へのお礼もかねて買ってきた。

お礼というのは縦笛を作ってあげたから

で・・・ロロホラ属のサボテン
ラベルには

バクの絵に夢見るサボテンと書いてあります。
裏には
とげなしサボテン
ロホホラ
「アメリカ・メキシコでは七色の夢が見れると言われているサボテンです。」と書いてあります。

この手のサボテンには
幻覚作用の有る成分が含まれているらしいのです。
国内栽培品は野生の状態と比べれば
過保護に育てられるせいか成分が薄いらしいです。
厳しい環境で育つ現地球でないとアレなんでしようね・・・

つまり
本当に七色の夢を見たきゃ食え・・・と?(笑)

七色の夢なんて見たくはありません。

植え替えは・・・
経験的に、ちよっと遅い気がするので
このまま管理しようかと思います。

画像最後は
同居人の依頼を受けて自作した縦笛
一節切(ひとよぎり)
室町時代に武家中心に流行し江戸に入ると廃れた縦笛です。
ケーナや篠笛を自作していたので竹製の笛作りはノウハウ持っています。
尺八もどき等、自作したことはありますが
一節切は初めて

幸い名笛と言われるものには寸法や指孔位など
きっちり記したデータがあり
自作そのものは簡単です。
ただ太さだけはデーター通りの竹がなく
2㎜ほどの細菅となりました。
ケーナ等は運指チューナーソフトを使って仕上げていきますが
これは寸法通りに作り
後はどんな楽器もへっちやらな絶対音感の同居人のオモチャですな。

しかし
音色は月夜のように優しい

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みんなのコメント(4)

御存知の方は御存知でしょうが、幻覚作用はメスカリン由来です。

むかしインディアンが鎮痛薬として服用、また儀式の際に幻覚を期待して使用してた歴史がある。
現地語で「ペヨーテ」と呼びました。

日本でも渡来した頃そのことが話題になったこともありました。
小生の持ってる古いサボテン栽培指南書にも書いてあります。

半世紀も前の事になるけど、アメリカでは一部のヒッピーがLSDの代用として使用してたそうです。

でもメスカリン成分は原産地球(野生に自生するもの)でこそ高濃度で含有されちゃいるそうですが、人間に栽培された物は急速に成長するせいかその有効成分はごく少ないそうです。


原産地では、乾季には体が萎んで地面にめり込んだ状態で水分の放散を防いでいて、雨季が来ても頭が少し出るくらいの扁平な状態で棲息してますから、今日本に出回ってる烏羽玉とは別の植物と云っていいくらい性質が違うのかも知れません。

この烏羽玉はレア物サボテンの中じゃ比較的丈夫な方で、高温多湿を好み蒸し作りにすると丸々とみずみずしく育ってくれます。

しかし注意すべきは過度な乾燥で、小っちゃなフレームは通風を良くすると乾燥し過ぎてこのロホホラなどは必ずと言っていいほどアカダニがついて汚い肌にされてしまいます。

それと、高温が好きとはいえ直射日光が苦手で真夏などはかなり日焼けしやすい性質です。
だから小生は遮光と高湿度を兼ねてハオルチア・ガステリア類と同じフレームに入れて、この烏羽玉だけ少し遮光度を少なくして育ててます。

こんな風になかなか面倒臭いですが、そうやってマメに栽培管理してるとかわゆい花を咲かせて手間に報いてくれます。

ちなみに、普通の烏羽玉の花は小輪のピンク系が多いのですが、白花烏羽玉やデフューサ(和名:翠冠玉すいかんぎょく)があってこれらは同一種らしいです。

返信する

湯島臥牛さん
その昔、アカダニに生長点付近をアカダニにやられて見苦しくなり
生長点をえぐって止め
仔吹きさせまして案外、見事な群生株に仕立て上げました。

みずみずしくなるよう管理していきます♪

返信する

こんばんは。
とげなしサボテン ロホホラ、初めて見ました。
球体の表面が何とも言えず可愛いですね。
σ(^^)がサボテンより気になってコメントを書いてしまったのが、一節切! 
素晴らしい出来栄えに、画像を何度も見返しました。後ろに写っている多肉にも目が点。
篠笛、お作りになられるんですね。
祖父が杵屋の名前を持っていたので、ピアノより三味線、篠笛、日舞を習わせられました。
長唄で聴く篠笛の音色大好きです。一節切の音色も聴いてみたいです。

返信する

レプトさん

こんばんは
ロホホラ属のサボテンは容姿的にマニア向きではありますが
抑えるべき点を間違わなければ期待に添えてくれるサボテンです。
最近は一般園芸店でも出回るようになっているらしいです。

一節切ですが
初めて作成しました。
作ってみると尺八などよりも当然ながら音域が狭く
大衆向けな尺八と代わって廃れたのも頷けます。
同居人がYouTubeで耳コピして吹いていますが
優しい音色です。
篠笛は地元の祭りのための囃子用篠笛(六本調子)が始まりなのですが、たぶん100本以上作り上げてます。
一通り色んな調子の篠笛を作成しました。
その後はケーナにはまり挙句の果てには
カホンなど打楽器まで作成
それにも飽き足らず南九州に伝わる弦楽器ゴッタンなど調べ上げ自作したり・・・
以前は陶芸もしておりましたので
オカリナも作ったり・・・
正直、オカリナが一番難しかったです。
実のところ管楽器はセンスがないようで
人様の前に演奏するには及ばず
沖縄人でもないのに三線が得意(自称)で毎夜
絶対音感を持つ同居人からボロクソ言われながらもペンペン弾いております(笑)

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