縞さんの園芸日記

雑草の風格ではない

2020/07/04
雑草の風格ではない 拡大 写真1 雑草の風格ではない 拡大 写真2 雑草の風格ではない 拡大 写真3

雑草という名の草はないと聞いたことがありますが、目的以外の草を指す言葉として私は使います。

さて。
先月の中旬ごろにクチナシを買いました。
クチナシが好きな方には怒られるかもしれないですけど、クチナシが欲しかったというわけではなく、オオスカシバが付いていたので買いました。ごめんなさい冷や汗2

オオスカシバの幼虫はクチナシを食草とする可愛らしい蛾です。以前から飼ってみたいと思っていました。
クチナシを植えていらっしゃる方にとっては、クチナシを度々丸坊主にする憎き害虫ですね。
成虫は可愛くも幼虫はちょっと可愛くはないですね……。あの頭部が苦手です。

それで、クチナシを買ったのですが、それをそのままベランダに置いておくと新たに卵を産み付けられて小さなクチナシのキャパシティをオーバーしてしまうし、アシナガバチに幼虫が食べられてしまうので、乾物を作る干し網?の中に入れました。(写真)
吊るすのに良い場所がなく、ベランダ奥のクローバーの手前に吊るしました。これでクローバーがあまりよく見えなくなりました。

そうして先日、クチナシにいたオオスカシバちゃんが蛹化したので、クチナシを普通の状態でベランダに置きました。
そこでようやく奥にあったクローバーの中にネジバナが咲いているのに気付きました。(写真)
ベランダなので、おそらく何か購入した苗の土の中に紛れ込んでいたのかなと思います。

よくあるカタバミなどは時々生えますが、こんな雑草の風格ではない子が生えたのは初めてです。
今まで雑草は気付き次第抜いていましたが、クチナシに隠れていたお陰で花が咲くまで育ったんですね。
折角なのでこのままか、植え替えて生かしておこうかと思います。
メインはクローバーですけど。

春にまいたシソも大きくなり、ちょくちょく収穫して楽しんでいます。
側芽がよく伸びてたくさん収穫できて良いですね。(写真)

市販の赤紫蘇と青梅をそれぞれシロップにもしました。
あと少しで梅雨明けの夏本番ですね~。

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みんなのコメント(3)

商品に虫がいたら
1番にはじかれるなか、
おもしろいなあと読み進めました。
それだけ魅力的な昆虫なのですね。
調べてみます。

縞さんにとっては
クチナシも雑草扱いなのですね。
網で囲われて、吊り下がる姿に
吹き出してしまいます。

オオスカシバがかえったら
飼育されるのでしょうか。

なんだか、縞さん。
ほのぼのとしました。

返信する
  • 写真
  • 2020/07/05

のいさん、こんにちは。
コメント有り難うございます。

オオスカシバはくりくりした眼にモフモフした体で、昆虫が苦手な人も可愛いと感じるかもしれません。

オオスカシバが羽化したら、自然に帰す予定です。
害虫を外に出すな!と怒る人がいるかもしれませんが……。

自然下で、クチナシとオオスカシバと天敵と人間のバランスがとれれば、クチナシを丸坊主にする事も、オオスカシバを薬剤で全滅させる事もなく、ほどよく共存できれば良いなと思っています。

縞さんのお話のとおりだと
わたしも感じております。

植物を身近にしていると
手出しせずとも 自然は
バランスを保とうとする、
バランスするということが見えます。

ヒトは自然のなかの、ほんの一部分。
居らせてもらっていると気づけば
よい循環が始まりますね。

オオスカシバやネジバナに寄せる縞さんのまなざしを思います。
お話 ありがとうございます。

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