ジュエリーみみさんの園芸日記
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ジュエリーみみさん  長野県
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2020年08月
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生きようと……

2020/08/07
生きようと…… 拡大 写真1 生きようと…… 拡大 写真2 生きようと…… 拡大 写真3

この時期は戦争にまつわる報道が多くを占め、憂鬱になる考えてる顔
私自身は戦後の生まれだが、それでも食料不足の混乱期に我々3人の子供を必死に育ててくれた両親の苦労は身に染みているボケーっとした顔
とりわけ我が家は空襲で家財一切を失って母の実家である信州に疎開してきて、そのまま居着いた一家だった。
父は軍需工場に徴用されて何度も激しい空襲で危うく命を落とすところだったと聞かされている。
住む家も耕す土地も、まともな職さえもなく、あちこちを流浪してあばら家を借り、どんな仕事でも手伝って生計を維持してきたという。
子供心にもなぜ何度も引っ越すのか、自分の土地が無いのか、他の家は農家だから広大な田畑を持っているのに、と不思議でならなかった。
姉たちは幾分事情を知っているからか、せめて両親に人並みの生活をさせてあげようと語り、それが私の目標にもなった。
姉たちは所謂口減らしのために自ずから中卒で家を出て行き、私は高校まで出してもらった。
私が二十歳になったとき、父は突然亡くなった。
入院3日目という呆気なさだった。
就職先の下宿に飛び込んで来たのはまさに寝耳に水の訃報だったげっそり
長年の貧困生活と、苦労の連続で体が脆くなっていたのだろう考えてる顔

ともあれ目標の半分を失ってしまったが、二十代後半で何とか土地を買い、三十代になって家も建てた。
母には一応人並みの生活を味合わせてやれたのだろうか。
その母も癌で9年の闘病生活の末に旅立った。
今日は盆前の墓参の日。
午後になってもいいからとにかく行って来よう。

カメラ1:枝が次々と枯れ、せっかく出て来た新シュートも中途から黒くなる病気で先端を失った春乃。
何とか生きようと新芽を出してきたけれど、先端からは黒い病魔が迫っている冷や汗2

昨日とうとう我が町にもコロナ感染者が出てしまったボケーっとした顔
両隣の自治体で発表された時点で時間の問題だと思っていたが、もう私や家族が罹っても不思議ではない状況になったのだがく~(落胆した顔)

カメラ2:ガーデンブーゲンビレア

カメラ3:フクシア

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