開花期は「真夏以外の初夏から秋」のはずなんですがねー。
余所よりだいぶ出遅れた我が家の月下美人さん、昨晩今晩と2株が続けて開花。といいつつ、つぼみの写真を載せてあった昨晩の花は夜半になっても30℃を超えていっこうに下がらない気温に負け、全開せずに力尽きてしまいました。
他方、今晩開いたこちらの株は冬の間「1F北側の出窓」などというめちゃくちゃな場所に置かれ(大掃除の時に見つけて救出)低温で真っ赤になっていたのを荒療治でひなたに出しっぱなしにした子で、あちこち切り詰めたり刈り込んだりしたけれど、その分頑丈にも育ったようで、今日の気温の低さも幸いして、花がまったく垂れてこない(むしろ上向き加減)というありがたい姿をみせてくれました。
夜の闇に咲く花ということで暗いなかで撮りたいわけですが、フラッシュを焚くとのっぺりして美しくないので毎回いろいろやってみています。フラッシュに布を被せて光を和らげるとか月光の下でスローシャッターとか()
今回は実に手抜きで、「自室の灯りを消して隣室の灯りで撮る」案外良くできたと思います。
じつは隣にもうひとつ花芽があって、ほぼ同じに育ってきていたのが猛暑でつぼみの半分ほどがしんなり、残り半分はまだ元気なので、切ってしまうかどうか迷っているところ。萎れた部分が貼り付いたようになってしまっているから開かないかもしれません。
3枚目は昨晩の力尽きた子。21時頃からゆるゆる開きだしたけれど深夜1時でこの状態でした。せめて少しでも美しく撮ってあげようと設定を工夫してみたもの。
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こんばんは。
返信する一度は撮ってみたいけど、こうは撮れませんね。
2枚目の妖艶さに見とれています。
後ろの格子も雰囲気があって、時代劇で観た、吉原の花魁のように見えました。
最後の写真は、八月朔日の花魁(この日は白無垢で花魁道中をするそうです)のイメージです。
陰と陽、闇と光、妖しく美しい華、堪能させていただきました。
レプトさん、おはようございます。
白無垢の花魁道中って月下美人にじつに似合う形容ですね。優美ながら苛烈という両面をもつ異形の美といいましょうか、この世と隔絶されたものを持つもの同士の空気でしょうか。
花自ら光るわけではないですが、目にはまるでそのように映るので、なんとか自ら光っているように写しとりたいと毎回挑戦しています。1、2枚目のような暗いところでも撮りたい絵を拾ってくれるカメラにはとことん感謝ですね。
使いはじめて3年、ようやくしっくりくるようになってきました。機種的にもお財布的にもレンズで贅沢が出来ないので、撮るセンスの方をもう少し上げたいものです。
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