原シクの植え替え

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• 鹿せんべい 2020/08/11

すくすくさん

はじめまして。
プロとは持ち上げ過ぎ、まだまだ試行錯誤しながら育てています。

ガーデンシクラメンの夏越に挑戦されたんですね。

まず、化粧砂から。
すくすくさんの技量と使ってる鉢がわからないので説明が難しいのですが・・・
化粧砂を厚く載せると主に雑草が生えるのを抑える、用土の乾燥を防止するなどのメリットがあります。
当然、見栄えも良くなります。
サラッとのせるだけなら見栄えだけのメリットです。
化粧砂を使うと用土が見えなくなるので、土の表面を見て乾き具合を確認することができなくなります。
原種シクラメンの場合は花柄、葉柄の貧弱な品種に対して化粧砂を厚く載せて葉や花を支えますが、ガーデンシクラメンの場合は花柄、葉柄ともしっかりしているので化粧砂で支える必要はありません。


枯らさないでとりあえず花が咲けばいいレベルと、カッコ良く育てるレベルでは化粧砂を使う、使わないは違った答になります。

底面給水の鉢を使っていて、水を常時入れっぱなしにするなら化粧砂を使っても使わなくても、鉢から垂らした紐が勝手に水を吸い上げるのでどっちでもいいです。
水分量は、紐の吸い上げ次第なので水の入れっぱなしでは綺麗な姿に育てようとしても無理があります。

栽培技術が上がって、草姿を整えてたくさんの花を揃えて咲かせようとすると、水分量を調整したくなってきます。
化粧砂が無いほうが乾き具合を確認しやすくて都合がいいです。

次に水やりを始める時期ですね。
健康なガーデンシクラメンは秋になって気温が下がってくると水をやらなくても勝手に芽が出てきます。
芽が出てきたら給水を始めてください。
芽が出ない場合は、イモが死んでいると思ってください。

プラ鉢の場合は水が蒸発するのが遅いので最初は水差しで1周クルッと回る程度から始めます。
表土がしっとり湿っている程度でいいです。
乾いたら前回より多く水をやるようにして芽が1㎝とか2㎝くらい伸びてきたら底面給水なら普通に給水しても大丈夫。
普通のプラ鉢なら底から水が出るまで水をやります。
イモを濡らすと腐りやすくなるので、ジョウロでイモの頭から水をかけるのは厳禁です。
必ずイモを避けて土に水をやるようにしてください。

うちの園芸種で素焼き鉢を使っている株は、芽が出てきたら1回目から底穴から水が出るまでたっぷり水をやってます。
まだ気温が高い時期なので2、3日ほどで完全に乾いてしまいます。
乾いたのを確認してから水をやってます。

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• 鹿せんべい 2020/08/12

すくすくさん
こんにちは。
シクラメンのイモ、私は単純にイモと言ってますが、正確には塊茎（かいけい）と言って茎が変化したものなんです。
ジャガイモも塊茎です。
球根には鱗茎と言って玉ねぎみたいに葉のようなものが重なり合ってる物、根茎と言って、しょうがみたいに横に長く伸びる物も球根の一種なんです。
シクラメンのイモも塊茎という茎の一部が肥大化した球根の一種なんですよ。

葉が付いたものが5鉢あると言うことは非休眠で夏越できてるんですね。
あともう少しですね。
無事開花すること願っています。