アズマヒキガエル　Bufojaponicusformosus｜園芸日記byコージ｜みんなの趣味の園芸

写真1

秋雨が降るある夜のこと。仕事から帰って、木戸の前に立つと、足下に何やら丸っこい動くものが…。
　おおう！これはこれは、アズマヒキガエルではないか！
　旧宅では大小合わせて４匹のもいたおかげで、害虫やナメクジの被害が少なく大助かり。ところがこの新居にはいないため、ナメクジ、ワラジムシ、ダンゴムシがいっぱい。ナメクジは別として、ワラジムシ、ダンゴムシも数が多いと悪さをする。
　捕食者はいないのか…いた。カナヘビが２匹。多勢に無勢だorz
　そこで、旧宅からガマガエル's を連れてこようかとも思ったが『親子（？）４匹で暮らしてるんだし』と言う意見もあり断念。
　ペットショップからの購入も考えたが、カエルにもきっと個体群とかあるんだろうし、すると遺伝的撹乱を引き起こす恐れがあるのと、意外と高額なのに断念した。
　となれば、近く（と言うには少し遠いが）の池からオタマジャクシを掬ってくるしか無いかと思っていた。しかし問題は、オタマジャクシで見分けがつくのだろうかと言う点だった。育ててみたら、みんなアマガエルだったではシャレにならない。
　ああでもねぇ、こうでもねぇと、思案を続けていたら、向こうから来てくれた。
　ここ数日、姿を見なかったのでどこかに行ったのかと思ったら、庭の整地中にひょっこりと姿を現した。石の下に潜っていたようだ。捕まえて両手でうやうやしく持ち上げて、庭の隅へ。その後、御近影を撮影。
　おとなしい、と言うよりも動じることが無いと言う感じ。まさに貫禄。それでいて、この全身からほとばしる愛らしさ！
　学名をつけた人が誰だか存じ上げないが、この生き物をよく理解していたと思われる。学名の意味は『ハンサムな日本のヒキガエル』という意味だ。


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