クリスマスローズの11月の管理について。｜園芸日記by有島　薫｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

さぁ今月からクリスマスローズの作業が始まります。

○株の様子
夏の間太陽の光を受けて上を向いていた葉も、この頃になると葉は外側に開くようになって来ます。

これは太陽の光を株元に当たるように仕向けているので、地際を見ると丸味のある芽が見えています。

この赤味を帯びたふっくらしたのが花芽になりますので、肥料のスタートです。

○施肥のスタート
施肥のスタートは人それぞれの考え方です。
早い人は10月からやる人も居ますが、私は長くこのやり方でやって不都合はありません。

11月に入ると発根効果がある活力剤を7日に一度位施し、中旬頃活力剤＋液肥→その後は7～10日に一度液肥「ハイグレード・バラ」を施します。

中旬から施す置肥は錠剤の「プロミック」クリスマスローズ用が、鉢の大きさに合わせて錠剤の数をコントロールでき、1,5～2ヶ月効果が続き、使い勝手もいいので使っています。

12月中旬までは「肥料強化月間」と考え、この期間の適正な肥料管理が花付きを左右すると考えています。

○水やり
水やり頻度はそれ程高くありませんが、鉢土が乾き始めたら水やりの繰り返しです。

○植え替え
私は植え替えを3～４月頃やりますが、その頃出来なかった株や、水をやった時ウォータースペースが根詰まりで水はけが悪くなった株だけにします。

10月から始めた植え替えも、中旬頃から肥料を始めるので、植え替えは7日位までにします。

画像は、原種の中には、葉が枯れて無くなるのがあります。
クロアチクスｄで枯れた葉も全く無く、前回の植え替え記録では二年前なので、鉢から抜いてみました。

左　土の中で芽が伸び始めていたのが良く判ります。

右　新しい用土に植え替えた所です。

後は花が咲くのを待つだけです。


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