美しく咲かせるためにⅠ｜園芸日記by有島　薫｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

今年の夏が暑かったばかりではないと思いますが、枝が立ち枯れしてひどい樹形になってしまったのがあります。
これは枝が一本になってしまったのです。
株元からシュートが出てくれたら良いのですが、その気配もありまん。

こちらの「みんなの趣味の園芸」でもお馴染みの、鈴木満男氏が「木になるタイプ」のバラというタイトルで、興味深いことを書いています。
それによると、「シュートで更新しないタイプが増えている」と書いています。

この品種はアブラハム・ダービーです。
この花が好きで何本か我が家にありますが、他ので形が悪くなって「ゲンコツ」で作り直したこともあります。　　　

画像左
枝が一本になり、なんとも形が悪くなったので、植え替えを兼ねて形を整えました。
左側は拡大したものです。

画像中
右側は鉢から抜いた根鉢の様子です。
中は底の部分を5ｃｍぐらい切り取ります。
植え替えの時は、水やりを控え土が乾いた方がやりやすいです。
左側は同じ鉢に戻すので、周囲の土もそぎ落とします。

画像右
右側は斜めに出ていた枝も、このように植えると姿勢がよくなります。
鉢の大きさにに比べた根鉢の大きさで、周囲と底は新しい用土にします。
中は植えた状態です。
左側は支柱を二本立てて形を作ったところです。

さあこれでどうなるか、咲いたところを期待していてください。
その前に冬剪定ですね。


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