チョウセンマキ

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写真2

写真3

三重県南牟婁郡の神木（こうのぎ）のイヌマキ　県指定天然記念物　日本二位だそうです。
しめ縄が巻かれた老木は日本中に多くて、小田原城跡の有名なイヌマキにしめ縄は無い（城跡だからでしょうね）
日本第二位・・・この謙虚な主張と南牟婁郡（ぐん！）今時「郡」と聞くと昭和を感じます（まあ人それぞれ ^^;）
日本中でイヌマキが天然記念物などに指定されてますが、それだけ立派な巨木で存在しているのでしょう。

なぜイヌ（犬）なのか？
堅苦しい事を言っても仕方ないのです、遠い昔し（漠然としてない？ｗ）正確な植物同定の技術も知識も無かったので、判定は目視鑑定しか無かったのでしょう。
それでも「イヌ～」とは、役に立たないとか卑しんだ表現だと言われていますが、だからと言って「イヌ」は無いと思うんですが。

タイトルの「チョウセンマキ（朝鮮槙）」は長年改名をお願いして来ました。（個人・組織団体で）
根拠となる赤城山での自生変種発見が今年も評価されていません。
朝鮮半島はおろか日本各地でも野生種は無く、完全な変種として江戸時代に流行して広く植えられました。
朝鮮とは何の関係も無く、槙（マキ）ですら有りません。
まさか卑しんでチョウセンを冠したのだとしたら・・・そんなネーミングの植物は多い（犬行李柳とか）
人の役立たない植物にイヌを冠するのに反対します。
無関係な朝鮮も直すべきです。

３の画像は「赤城榧（アカギガヤ）」としたい。
原種や古い姿を残している種に、イヌと命名した説は間違っていますが、まだこの言い訳の方が可愛げが有ります。
杉は昔し真木（マキ）と言ったそうです、千葉県には杉に劣る木材なのでイヌマキとした資料が有るそうです。
千葉県の木は「イヌマキ」です、リスペクト出来る立派な県です。

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