お金にかかわる縁起の良い木。一両から億両までの全てに共通するのは、
(1)赤い実(2)低木(3)常緑 の3要素
一両 棘の鋭いアカネ科の植物「アリドウシ(蟻通)」
十両 ヤブコウジ科の「ヤブコウジ(藪柑子)」。別名を「ヤマタチバナ(山橘)」
百両 ヤブコウジ科の「カラタチバナ(唐橘)」。十両よりも少し背が高く実も多い。別名の「百両金」は、昔はとても高価で百両以下では手に入らなかったことから。
千両 センリョウ科の「センリョウ」。別名を「クササンゴ(草珊瑚)」。
万両 ヤブコウジ科 「マンリョウ」。
別名「ヤブタチバナ(藪橘)」
億両 ミカン科 「ミヤマシキミ」。別名ミタチバナ(実橘)マンリョウより実が大きい。
※カラタチバナの中国名が「百両金」で、これとの比較で他の名が付けられたとも
アリドオシ(一両)は、江戸時代の正月にセンリョウ・マンリョウ・アリドオシを並べて植えて「千両万両有り通し(何時もある)」の語呂合わせで金運に恵まれますようにという縁起担ぎをしたことから名付けられたという説がある
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