以前紹介したナゴラン素心の自家交配、どの方法で播くか?迷った挙句、思い切って無菌播種してみました。
培地は、微粉ハイポネックスにショ糖を添加し、固化するために寒天を加え、熱消毒したものです。
裂開前の鞘を消毒し、切ってみると・・・タネが無い~
正常であれば、粉状の種子が詰まっているはずなのに
面倒な思いをして作った培地が無駄になると思い、駄目元で、綿状の組織を植えて(?)みました。
無事、カビの混入も無く、約2ヶ月が経過。
期待していなかったのですが、僅かながら、小さい緑の粒が・・・
ヤッタ~って感じです
まだ小さいプロトコームの状態ですが、順調なら、もう少し大きくなった後に、葉や根が分化してくると思います。
1株でもいいから、育ってほしいな~と願っています。
①発芽の状態。
②プロトコーム。
小さくて、ピントが合いませんでした
③ナゴラン素心の親株。
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こんばんは
返信するメリクロンもやられるのですか。すごいですね。
成長してフラスコから出せればいいですね。
私もやってみたいのですが、腕が伴いません
こんちゃんこんばんは~
返信する私にはわかりませんが凄い事をやってらっしゃる事よく解ります。
矢張りこんちゃん先生凄い人ですね。
尊敬します。
成功しますようにお祈りします。
こんばんは
返信するこんちゃん先生 プロと同じ?
すごい~
ナゴラン 素心 綺麗ですね~
香りも届くようなお写真です
うわ〜、すごい!本格的ですね
返信する亡くなった大叔父が、同じように組織培養で
増やしたランのフラスコ苗をお裾分けして
くれていました。懐かしいです。
子どもだったので、ガラス瓶に入った植物を
とても不思議に思ったのを覚えています。
どのくらいで開花するのでしょうね。無事に
育つといいですね
こんばんは~
返信するわぁ、すごいですね!本で読んだことがあって、難しそうだなぁ・・って思ってました。
無事に、育ってくれるといいですね(^^)
ご報告を楽しみにしています♪
ナゴランも、とっても可憐できれいですね☆
ナゴランの素心初めてみました。
返信するうっとりです。2世誕生してくれるといいですね。
さいちぇんさん、おはようございます。
返信するこれは無菌播種で、メリクロンではないんですよ
メリクロンは、ランの場合、生長点を含む茎頂を0.3~0.5mm程度の大きさで切り出し、同じ形質の個体:クローンを作るものですね。
培地も、単純なハイポネックス培地では無理で、別の基本培地を用い、植物ホルモンやココナツウォーターなどを添加する必要もあり、準備だけでもかなり複雑になります。
化学天秤や実体顕微鏡など、機材もいろいろ必要になります。
ナゴラン(セディレア)は、メリクロン技術が確立されているのか?知りませんが、可能なら近縁のコチョウランに似た手順ではないかと想像します。
まずは、花茎培養を行い、それで得た小苗から、茎頂培養または葉片培養を行い、PLB(プロトコームライクボディ)で増殖させる手法だと思います。
無菌播種は、組織培養の中でも、初歩の初歩レベルなんですよ
hayachanさん、おはようございます。
返信する簡単に言えば、水苔等の代わりに、液肥を寒天で固めたものにタネ播きしただけですね。
準備は面倒ですが・・・
あとは、カビなど雑菌が入らないように、清潔に作業するのに注意が必要なだけです。
うまく育ってくれればいいな~
応援して下さいね
まみりんさん、おはようございます。
返信する仕事でするか?道楽でするか?の違いで、基本的なやり方は、同じですよ
ナゴランは、コチョウランと同じ単茎性のランで、基本的に株分けでは増やせないので、何とか増やしたいな~と思ってやりました。
親と同じような花が咲けばなんですが。
goldenfishさん、おはようございます。
返信するフウランは、親株の株元に播くなどのそだレポがあるので、別の手法を・・・と思いやってみました
大叔父様、組織培養をなさってたんですね。
すごいですね~。
昔は、凝り性の方は、ご自分で無菌播種やメリクロンをされてた方がいらっしゃったようですが、やはり少量だと手間ばかりがかかるのと、一般家庭では雑菌汚染によるロスも出易いので、ほとんどの方が止められたみたいですね。
無事に大きくなって花が咲いてくれるといいのですが・・・
うまく素心になれば!と期待しています
stocktonさん、おはようございます。
返信するこのような培養は、一般にはあまり見る機会はないですよね。
培地を作るのが面倒ですが、意外と主婦の方は得意かも?なんて思ったりしますね。
培地は、寒天で固めるので、ようかんを作るのと同じだし、殺菌は、茶碗蒸しやジャムの保存のため、蒸し器にかけるのと同じですから・・・
ナゴランも日本の野生ランですね。
名前の通り、沖縄から南九州に多いですが、隠岐の島にも自生しているランなんですよ
可憐で、香りがとっても素敵です
kuritakeさん、おはようございます。
返信する素心の花、初めて見ますか?
普通種は模様が入ってますが、素心はすっきりした花色で、とても綺麗で上品な感じがしますよ
もうちょっと生えて欲しかったのですが、タネがうまく出来て無かったので仕方ないですね
数が少ないですが、なんとか育ってほしいと思ってますす
こんにちは
返信する組織を植えて培養ですか、メリクロンとは違うとのことですね。これで成長したらすばらしい楽しい事なさってますね。
シンビジュームの種も肉眼で見えないほど小さいって言うことでした、ランは皆このように発芽させるのでしょうか。
ナゴランの素心素敵ですねうっとりします。
また私の好奇心がむくむくしてきました。
最低温度5℃できれば10℃諦めます。
でも気品があって上品できれいですね~。
華さん、こんにちは。
返信するすみません、言葉が正確では無かったですね。
今回行ったのは、無菌状態での播種なので、無菌播種というものです。
無菌培養の中に、植物の組織の一部を取り出して培養する組織培養と、今回のような無菌播種があります。
組織培養は、必ずしも茎頂だけを使用するとは限りませんので、メリクロン(メリステム=茎頂を材料に培養して作られたクローン)は、組織培養の一つという位置付けになります。
ただ、植物に限らず、動物などでも組織培養は行われているので、見地によって区分や解釈が異なるかもしれません。
シンビも含め、ランの種子は極めて細かいですね。
ラン科植物は、イネなどと同じ単子葉植物ですが、種子には、発芽に必要な栄養を蓄える 胚乳がありません。
自然界では、ラン菌(カビの一種)の共生によって発芽に必要な栄養を取り込みます。
また、前記の通り、極めて小さいため、雨水によって流されたり、乾燥で駄目になるなど、発芽して育つ確率は、極めて低いです。
そのため、無菌播種を行うことによって、効率よく苗を得ることができるため、特に洋ランのほとんどは無菌播種を行います。
ランの無菌播種、つまり実生は、品種改良時の苗育成のために行うことが多いのですが、コチョウランにおいては、実生でも個体差が少なく、生産に支障が少ないこと、メリクロンでは変異が起こる確率が高く、苗コストも高くなることから、現在でも、流通しているコチョウランの多くは、無菌播種した実生が多いと思います。
そのため、流通しているコチョウランのほとんどは、品種名が書かれていません。
これは、交配親を列記すると、非常に長くことや、寄せ植えされると、各株で異なる交配のこともあり、極めて煩雑になるからだと思います。
ナゴランは、最低5℃であれば十分可能ですよ
我が家では、以前は、ナゴランも柿の木に着生させていたので、-3℃くらいの冬でも越冬しました。
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