.
「ラケモサ」トケイソウ科/アデニア属
「アデニウム」と間違い易い名前だが、アデニウムはキョウチクトウ科、アデニアはトケイソウ科。
南西アフリカからマダガスカル島・東アフリカに分布。
アデニア属は十数種類があって人気の「グラウカ」の類や「ペクエリー」は耐寒性があり0℃前後でも耐えるけどこのラケモサは寒さに弱い最右翼。
「グロボーサ」や「ケラマンサス」と共に寒さに弱いので本州、九州でも南部でも保温が必要。
周年15℃以下にゃならない沖縄ならなんとか落葉せずに済む。
栽培は「パキポディウム属」に準じるが、比較的乾燥地帯に生えてるので夏場の鉢内の高温多湿はヤバい。
気が付けば塊根の中が腐ってたって憂き目に遭う。
まともに買うと安かぁないので腐らかすとショックも大きい。
ご用心あれ。
📸1⃣ まだ葉がワサワサ。
晴れた日中は直射日光で日光浴。
陽が翳ったら書斎の水槽へ収容。
水槽内は育成灯照射で20℃・消灯しても明け方16℃以上をキープ。
なんとか年明けまで落葉せずに葉を保ってる。
確認したわけじゃねぇが、原産地のクソ暑いタンザニア(1000㍍の高地だが)じゃ落葉はしてないんじゃねぇかナ。
📸2⃣ 葉の形が面白い。
「トケイソウ」は"蔓(つる)"を伸ばす。
先っぽはクルクルとゼンマイ状で木の枝に巻き付く。
原産地じゃ蔓の長さは延べ数㍍にも及ぶらしい。
これは、周りに木があって枝に巻き付いて茎を伸ばしてゆく環境に生えてるのを示してる。
それらがたとえ乾季にゃ葉を落として丸坊主の灌木であろうとも。
📸3⃣ 貯水を続けてるのでふっくら。
今年はなぜか例年のように7月下旬に出芽せず心配したが、9月になってやっと芽が出てホッとした。
晩秋から庭に置いて朝に寒がらせるとすぐに葉を落とすので、明け方15℃以下になる予報だと夜間は水槽に入れるようにしてる。
↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_report_id=11498&num=15
去年9月になぜか遅れて出芽
↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_mo_diary_detail&target_c_diary_id=728967
落葉した去年の2月
↓
https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_album_image_id=1015242
.
会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。
雨上がりのあと... 2024/04/26 | オープンしました🌷 2024/04/26 | チューリップタ... 2024/04/26 |
プリンセス・ミ... 2024/04/26 | アラカルトシュ... 2024/04/26 | 夏の始めのこの... 2024/04/26 |
温度16℃をキープして栽培スゴイ。
返信するこんな、寒波襲来の時に。
チョー過保護に栽培するような、この種のものは、はーとねこには無理です。
特に、日照が、、、、。
なに、単に夜間は屋内の水槽へ入れてるだけですよ。
自営だから出来るだけの事。
レセプトでもない限り夜半にゃ書斎のエアコンを切りますが、周りの部屋は点けてるので水槽内が16℃以下にゃ下がらない。
こいつぁ偶然ですけど。
もっと寒くなって水槽内が15℃以下になるようなら植物育成灯を点けっぱなしにします。
蛍光灯だけど点灯中は水槽内は20℃前後。
以前 熱帯魚を飼ってたんですが、あれだってサーモスタット付きのヒーターが要ります。
原産国にゃ本来日本の冬のような寒さは有り得ないわけですから。
ちなみに、育成灯を24時間点けっぱなしで植物に悪い影響が出ないか、と心配する向きがありますが、現在ウチじゃ少なくともパキポディウム属の塊根などは元気です。
前の日記にあるようにサボテンのカキ子も発根してました。
ほかの多肉植物で試したのも数種類ありましたが、「夜に暗くせずに寝かさなかった(?)」とて調子を崩した植物はありませんでした。
それよりも、落葉を防ぎ発根するなどメリットばかりでした。
※コメントの書き込みには会員登録が必要です。