湯島臥牛さんの園芸日記
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湯島臥牛さん  東京都
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季節感のハオルチア三態

2021/01/28
季節感のハオルチア三態 拡大 写真1 季節感のハオルチア三態 拡大 写真2 季節感のハオルチア三態 拡大 写真3

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このところ気温の上下が激しい東京都心。
小寒波が次々と襲来(三寒四温とでも)

ま、もっとも、雪国の住人にとっちゃぁ吹雪も無く最低気温がマイナスにもならねぇ寒波なんぞチャンチャラ可笑しいだろうがネ。


災害の少ない東京。

『陰陽道』の"風水理論"に基づいて江戸の地を選んだ徳川家康。


ブレーンの天海僧正に地相を検討させ、『四神相応』、つまり、東に「青龍の宿る川」が流れ、西に「白虎の宿る道」が走り、南に「朱雀の宿る水」、北に「玄武の宿る山」が存在するという一種の『結界(怨霊から都市を守るシェルター)』

江戸は、東に平川(現在の神田川)、西に東海道、北に富士山、南に江戸湾があり、こじ付け臭いが、とりあえず『四神相応』理論に叶ってる。



当時は、現代のように実証による「科学」がなく、支那から伝わった『易学』の卜(占い)や『陰陽五行思想』が自然の摂理を説明する観念的理論として、上は皇室・下は庶民に至るまで広く信じられてた。

つまり「陰陽道」は近代まで今で云う「科学」で、災厄を封じる"防災テクノロジー"として活用されてたわけだ。


家康は領地の三河から秀吉の"国替え令(転封)"により、一応名目上は 陸奥(みちのく)の伊達政宗の抑えとしての配置。

これは、小田原攻めの前に伊達政宗が秀吉の「惣無事令(戦争禁止令)」を無視して蘆名氏を破り会津(福島県)へ侵攻した事を理由としてる。

ま、秀吉と執行部が強豪大名の家康を警戒し、領地替えによってその勢力を削ごうとしたのは明らか。



話が歴史へ逸れてしまったが、それはさておき。



📸1⃣ ハオルチア「万象(まんぞう)」銘『雪国』

銘が季節的にタイムリーな『雪国』

北国出身の東京人にとっちゃぁノスタルジックな銘だろうが、江戸っ子のこちとらなんか生活が大変だろうって想像が先に立つ。

万象は全ハオルチア中、最も成長の遅い種で、1年間で写真のロゼットの中心部の葉が1枚出現したのみ。

ちなみに、専門家でさえ未だに「万象(ばんしょう)」と呼んでる者がいるようだが、昔 専門書に「葉を象の群れの無数の足」をイメージして名付けられたと記載されてて、古いハオルチア栽培の達人も「まんぞう」と呼んでたので、それは明らかな誤謬なのだよ。
もう少し多肉の歴史も勉強した方がいい。



📸2⃣ ハオルチア「玉扇」銘『ブリザード』

作出した(実生した)栽培農家が名付けた銘だそうだ。
十数年前に売り主の前で即興で命名したと手紙にある。

葉の"紋(様)"がいわゆる極地の「地吹雪」に見えるところからの命名だろう。

これも今の季節にピッタリの銘。


ちなみに、「玉扇」をまさか「たまおうぎ」と読む専門家はいねぇだろうと思ってたら、いたヨ。

やれやれ、まぁネ、何と読もうと法律にゃ触れねぇからいいけどさ。



📸3⃣ ハオルチア「松の霜」

成長の遅い基本種(?)「松の雪」ってのがあるが、その変種とも園芸交配作出種とも云われるがわかんね。

ま、どちらにしろ冬の季節にちなんだ和名。
日本人に生まれて良かった。


ちなみに、吾輩の名誉のために言っとくが、葉先の赤枯れは購入時からあったもの、こっちの栽培ミスじゃねぇから。

千円しない格安だったからつい買っちまったんだ。




それにしてもレンホー、あったま来るな。
国籍はどこだい? あのおばさん。





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「季節感のハオルチア三態」関連カテゴリ

みんなのコメント(6)

ハオルチアから、歴史は、なかなか興味深く読ませて頂きました。😄🎵
陰陽師、、、、。映画ありましたね。
昔は、そうでしょう。
今も続いている様にも思います。✨

ハオルチア沢山いらっしゃるんですね。
もしかしたら、増やしたり、増えてたりも、されているのかしら?

そこからの、政治なかなか、突っ込み鋭いです。✨
彼女、若い頃の、テレビ出演からは、想像できません。😀🎵

返信する

いらっしゃい、こてつママさん。

ご存知でしょうが、風水理論での「建都」は、そちらの地元京都の方がずっと古く大先輩です。

京都へ遷都した桓武天皇が、実弟で皇太弟である早良皇太子を殺害せしめた後に数々の不幸に見舞われ、陰陽師に占わせたところ、「弟君の祟りであらしゃいまする」という卦が出て、それ以来早良の怨霊におびえ、風水による結界都市を作りそこへ逃げ込んだのが平安京であった、という近年の研究で判明したとのこと。


ハオルチアは150鉢ほど栽培してます。

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_fh_album&target_c_album_id=24561

専用フレームが2基あります。

https://www.shuminoengei.jp/?m=pc&a=page_image_slideshow&target_c_album_image_id=758950




蓮舫(Lien-Fang)、本名:齊藤 蓮舫・昭和42年生まれ53歳。

青学出身で元アナウンサー・タレント

参議院議員・立憲民主党代表代行兼国民運動・広報本部長。

「二重国籍じゃダメなんですか?」
「国籍はひとつじゃなきゃいけないんですか」

と、開き直る顔が目に浮かびます。

韓国・朝鮮人とちがって台湾人は親日の人が多いんですが、彼女はどうやら強い反日思想の持ち主のようです。

小生は彼女がTVに映ると即座にOFFボタンを押します。
胃潰瘍が発症しそうになりますので。

こんばんは。

ああ、そうなんですね。。
万象(ばんしょう)と思ってました。
変換も一発ですし。。。
言われてみれば、とも思いますが、

にしても、いいものお持ちですねぇ。

返信する


いらっしゃい、akio_no_s30zさん。

普通に思い付くのは『森羅万象』の"万象"でしょう。

しかし、この「マウガニー」との関連がありません。
イメージも漠然としてて、形態と結び付く説明もありません。

片や「千万の群れの象の足」というのはイメージが具体的で、成程と思わせるものがあります。


それに、何よりも45年前に小生が和名の由来をハオルチア栽培のベテランから聞いた記憶がありますし、多くの蒐集家も「まんぞう」と呼んでました。


そして決定的なのは、下記の専門書に『万象(まんぞう)』と記載されてます。

◇松居謙次氏著『サボテンと多肉植物』文研出版刊
 昭和45年刊

P186写真⑨とP200の2段目5行

◇東京カクタスクラブ・日本多肉植物の会監修『サボテンと多肉植物』誠文堂新光社刊 昭和52年刊

P124の2段目3行ー渡辺昇氏〖ユリ科の多肉植物〗"ハオルチア有窓系"の項の記述。


まだまだ古い文献を探せば出て来ると思いますよ。

もし疑問にお思いならば確認してみて下さいませ。

こんばんは。

ご丁寧にありがとうございまs。
今年は、ちょっと腰を据えて、とは思うのですが、
いつの間にか放置期間が出来てしまって。

がんばります。。

返信する

いえ、この趣味にのめり込んでしまえば犠牲になる物が多数出て来ます。あまり頑張らないでいただきたい。
よろずほどほどでありましょう。

たとえ技能・知識が熟達し、この趣味園で大きな顔したところでそれが何になりましょう。

たしかにサボタニは魅力的ですが、人生の貴重な時間・月日、引き換えにするほどのものでしょうか。

ほかに有意義な事柄があるやも知れませぬ。

この歳になってみて、つくづくそう思うのであります。

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