【節分】で、曇天気味の少し温かい新大阪の街です。
田舎でも段々となくなってきている豆まき、【追儺行事】ですね。
大阪では「巻寿司」を鬼門(南東)に向けて食するというが、起源は信じ難い。
節分に【イワシ(臭い)】と『柊(トゲ)』は付き物で、鬼(悪霊・災い・穢れなど)を大豆で追っ払うのである。
本来なら、『ヒイラギ』に着目すべきだが、何故か今日は
★『南天』の小鉢が目に留まった。
★南天にも、【鬼】が出てくるのです。
★【鬼】は(虎柄模様のパンツで、頭に牛の角を持つ。)災いや穢れを持った架空動物なのだ。(そだレポ『ナンテン』【ほとんど無視されている雑木】の反省に経って。)
★丑寅の方角に、災いや穢れを断つため、玄関先やトイレ付近、鬼門(十二支南東の方角)に植えられる。だから、
大阪城や平安京などの鬼門には寺社を建てて権力者は祀る。
★「難を転じる」の語呂から【縁起木】、【厄よけ】としてとして利用されてきた。
★葉には食物の腐敗を防ぎ、毒消しの力があると信じられ葉をお祝いのお赤飯にそえました。(七夜までの出産祝い)
★葉はお茶として、樹皮・根皮は胃腸病・眼病に効果的で、昔から薬用の木(南天飴)として利用。
★南天箸(不老長寿・中風除け)で、白南天の箸は偽物で、「中風(脳血管障害)にならぬ」もウソなのかな?(販売されている。)
★金閣寺の夕桂亭(茶室)はナンテンの床柱で有名である。(見たよ)
★南天の実は、生け花・切花としてお正月飾りによく用いられています。(よく見ますね。)
★ヒヨドリは、2月頃食べ物が無くなると、最後にやって来て食べる赤い実である。(見たよ。)
写真1 赤い実だけでなく紅葉もきれい実生苗たち。
写真2 こぼれ実から発芽成長します。
写真3 ★は『南天』の文化について。
※立春の日は、太陽の黄道上の動きによって決まる(4年間に1度のズレか?)。
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meikaさん、こんにちは。
返信する我が家にも南天はよく見かけます。
赤くなった葉っぱは色のない冬にはいいものですね。
今年は、小さめのを掘り上げました。
ちょっと欲が出て庭で多くなると困る(極小の庭なので)
のと小さく育てて寄せ植え盆栽にできる?かも~^^。
花言葉は忘れないのです。
「幸せ」「私の愛は増すばかり」
「よき家庭」とかだそうです。
なので、むやみに抜いてしまえないのもー。(#^^#)
Sakurasou さん
いつもながら、コメントありがとうございます。
そだレポでは、「無視されている・・・」と書きましたが、実際は私ども人間の生活にとっては、有益で親しみある歴史的な植物だと思っています。
雪隠便所の近くに植えられた南天やその実を麦わらで吹いて遊んだ意味がこの大人になって少し理解できました。
今は、鑑賞用としてしてしか見れていない自分ですが、自分の過ごした生活には、親しみのある有益な文化を持つ樹であることを改めて認めたいと思っています。
こぼれ種の自然苗ですが、大切にしてやりたいです。
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