豆太郎さんの木工作品には度肝を抜かれ、ちょっとしり込み気味ですが・・・
ゆっくり木陰で時間を過ごすための椅子をということで超有名デザイナーの折りたたみイージー・チェアをまねて製作したものです。にわか雨に濡れることを考え座面と背もたれはビニロン・ロープで編みました。一脚あたり300m。
もうひとつは作ったものではなく、全く経験が無かった知り合いに自ら作ってもらったものです。耐震工事/リフォームにあわせて三世代7人家族のダイニングテーブル。天板は畳一枚弱、厚さ8cmの一枚板で50キロ以上重量がありました。業者向けの販売会にもぐりこんで材料選び、テーブルソー、手押しかんな、自動かんなやルーターなどの扱いに慣れてもらい、3ミリほどの厚さのばらつきや軽度のねじれを取ったり、足の作成・取り付け、仕上げの手かんなも挑戦してもらいました。オイル塗装はお子さんも手伝って完成、オーダーメイドのキッチンを取り付けに来たプロから「一生ものですね」といってもらいこここのパパは鼻高々だったのではないでしょうか。
プライバシーがあるので据付画像は掲載しませんが。
こんばんは。
返信するきょうの趣味園はDIY合戦ですね。
豆太郎さんの家具も素晴らしかったですけどmokkinさんのデッキチェアもみごとですよ。
300mのビニロン.テープはどうやって編んでいくんだろうと不器用な私などはさっぱり.です。
でも、なんだか農作業の時の<あじか>を編む要領に似ていそう。
正面に写っている方は、mokkinさんではないのですね。
おじゃましまーす
返信するおー
みんな「職人」だな~
豆サンの「職人技」もスゴイけれど、mokkinサンも「職人」だね ビニロン テープは、網目を間違えずに編めたのかな~
テーブルに背伸びしてる女の子、、、あは~かわいぃ姿だね
まりぃさん こんばんは
返信するご感想有難うございます。かなこ編みといって<あじか>より簡単かもしれません。リンクを張っておきますね
http://www.tai-workshop.com/seat/s-04.html
飛ばす回数で細かくなったりざっくりした感じになったりします。このサイズで3日がかり、ロープの端を持って家の中を走り回りました(笑)北欧ではこのシート張り専門の職人がいるそうです。
写っているのはダイニングテーブルを製作した知り合いのパパです。
いくちゃん(さん)
返信する有難うございます。毛糸編みとおんなじでしばらくしてから気付くと悲劇ですね。疲れてくるとだんだん間違いが多くなるし。座面は裏が見えないのアバウトでもいいのですが、背もたれは両面なので気を使います。
女の子は「すずちゃん」で懸命に手伝っていました。
こんばんは。
返信するそんな度肝を抜かれるなんて、とんでもないです。
おお、これは素敵な椅子!これは目の前にあったら、座りたくなります。やっぱり木のものは温かいですね。
図面はご自分でお考えになったのですか?有名デザイナーの椅子を参考にと言っても、既製の図面がなく、一から立ち上げるのは大変です。
この微妙なカーブ!これはtable sawだと作れないですね。band saw使われましたか?カーブを切り出すのは根気が要りますね。直線だと一気に切れますけど、カーブだと大きめに切って、幾つも斜めに切り込みを入れてから、band sawで少しずつ切っていく必要がありますから、手間もかかります。もしかして曲げたとか?
仕上がりも美しいです。300mのロープを編むなんて大仕事。3日がかりですか。時間かかりますね。出来上がりは抜群です。しっかりとロープを張らないとお尻が沈んでしまうし力仕事で細かい作業ですね。
真ん中のお写真はmokkinさんの工房でしょうか?集塵システムもあって、羨ましい。私もこういう道具を揃えたいです。
お友達のテーブルはしっかりと出来ていますね。mokkinさん、販売会まで言ってお友達に教えてあげたのですか。優しい方です。
お友達のお子さん達もテーブル作りのお手伝いして、とても嬉しそう。これは家族皆の記念のテーブルですね。厚さ8cmとは贅沢です。特注ですね。このテーブルを囲んで三世代7人家族、皆で楽しくお食事や会話をされるている姿が目に浮かびます。心温まるお話ありがとうございます。
園芸のお話は勿論、木工のお話もまた聞かせて下さいね。
もう豆太郎さんの見て他の人のは見ないでおこうと思いました。
返信するでもついつい・・・
自分に自信がなくなってしまうけど、こんなのいつか作れたらいいな~っても思うから、他の人の見るのも大切ですよね。
まあ私のだったら他の人が、なんだ~こんなんだったら自分にもできるわ~って自信を与える作品なんですけど。
ひかるりさん こんばんは
返信する自分でいろいろ作るのは楽しいですよね。木工に関しては豆太郎さんは講習に行かれて、私はたまたま遠い親類に伝統工芸作家がいるのでいろいろ教えてもらいました。
工具を扱うとケガをする恐れがありますので出来れば初めのうちはお知り合いに聞いたほうがいいと思います。図書館などで雑誌のドウーパをいろいろご覧になると雰囲気はわかると思います。書いていることがちょっと方向違いかも知れませんが・・・
ひかるりさんのテーマの発想はなかなかと思います。私はムクツケなので入っていきにくいですが・・・・
豆太郎さん こんばんは
返信するご感想有難うございます。ちょっと安心。オリジナルは籐編みですが好みでないのと、素材を変えたため構造的な無理が生じたので簡略化。でも座り心地はさすがでやはり天才のデザインって感じです(1949作で著作権は切れていると思います)。他にもいろいろ有名な椅子の1/5の模型を作りひっくり返したりして眺めたりしましたが、子供たちにドールチェアーとして好評でほとんど持っていかれました。
Danish Design Center 刊 Hans J Wegner に1/10の図面がありましたのでスキャナーでパソコンに取り込み、グラフィクスソフトで約2.5倍に拡大、それをプリンターのポスター16分割印刷(4倍×4倍)で印刷後貼り合わせるとほぼ原寸大の図面が出来ました。線は太く汚くなってしまいますが・・・。これをボール紙に張って型紙を作り、材料に写し取りました。このとき木目のカーブとなるべく合うようにし、目切れを少なくするようにしています。
他には有料で著名家具の3Dモデルのデータが手に入ります。写真から割り出すこともあります。
曲線の加工は上のケガキよりすこし大きめに1/4"刃のバンドソーで切り取りベルト・サンダー(1HP #100 幅100mm)で少しずつ整形、凹部はドリルスタンドにスピンドルサンダーをつけて加工しました。
本来は糸鋸盤で丁寧に切断するのでしょうが、これを加工できる懐サイズのものは無く、34mm厚には非力。知り合いの伝統工芸作家に相談したらこの方法でいいんじゃないのと、きっと話を合わせてくれたのと思います(笑)
これキックバックがありますし、油断するとザザッと指先などを削られ怪我しますのでご注意ください。
曲げ木はShowでセミナーに参加しましたが、いいデザインがなかなか浮かばなくてまだ本格的にはやっていません。
ここに引越しする前は青空木工でそのたびにカーポートに機械を引っ張り出していましたが、やはり思い立ったときにすぐ作業にかかれるようになったのはよかったです。家の中の一室約16畳ですが防音と集塵はいろいろ考えました。機械類は他の方はDeltaが多かったのですが、へそ曲がりと明るい工房にしたかったのでJet/Powermaticで統一しました。
最初は製作を依頼されたのですが、苦労されているプロの方たちの仕事に割り込むような感じがして・・・このサイズだと20~50万の手間賃でしょうか。パパに作ってもらっていろいろ結果よかったようです。
それでは豆太郎さんが工房をゲットされますようエールを送ります。
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