咲くやこの花館で開かれた
クリスマスローズ原種シクラメン山野草展示会
に行ってきました。
普段最寄りの園芸店で見ることはない原種シクラメンやクリスマスローズが沢山ありましたが、今回私が購入したのは横山園芸さんのイングリッシュブルーベル。
イングリッシュブルーベルの自生地の英国では野生の株を採取することは禁じられているため、純血のイングリッシュブルーベルは非常に希少で、一般的に出回っているのはスパニッシュブルーベルか交雑種らしいです。
でも横山園芸さんのは正真正銘本物のケント州原産のイングリッシュブルーベル。
何故純血が手に入るのかというと横山直樹さんが英国留学中にお世話になったガーデンに分けてもらったものを帰国後に純血で増やしたものだからだそう。
私がイングリッシュブルーベルの育て方をスタッフさんに尋ねようとした時、丁度講演会が終わり販売展示会場に戻ってこられた横山さんに運良く直接育て方を教えてもらえました。
以下、教えて頂いた事を簡単に記しますので育成の参考になればと。
イングリッシュブルーベルは乾燥を嫌う。
用土は水捌けが良過ぎる土は避けた方が良く、園芸用の草花の土で大丈夫。
鉢は深鉢を推奨、乾きやすい素焼き鉢やスリット鉢は使わない方が良く、水涸れさせないこと。
4、5月の開花後に葉が枯れた後も決して掘り上げて保管しないこと。鉢のまま土を乾かさないようにして夏を越す。
丈夫なので植え替えはいつでも良いが、一番良い時期は葉が枯れた後の夏期。
肥料を好むので水やりの度に液肥を与えても良い。
種から育てると花が咲くには3、4年かかるので分球と実生の両方で増やしていく。
今回、私は2株買いました。
春にブルーの小さい可愛い花が見れるのが楽しみ。
明日まで展示会は開催してますので、本物のイングリッシュブルーベルが気になる方は訪れてみてはどうでしょうか。
1枚目 展示販売会入口
2枚目 イングリッシュブルーベル売り場
(右側の葉だけの苗、左側の花はアネモネ)
3枚目 購入した2株
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アイアンメタリウムさん こんばんわ
返信する初めまして
イングリッシュブルーベル
手に入れられたんですね
よかったですね
イングリッシュブルーベルはおろかスパニッシュブルーベルも実物を見たことがないので、もっと、小さな花を想像してました
アッツ桜よりちょっと大きいのかな〜〜って
思ったより大きかったので、これだったら花が咲いたら可愛いだろうなって
咲いたらアップしてくださいね
楽しみにしています
はじめまして、まちゃみさん。
コメントありがとうございます!
もしかして勘違いしちゃうような写真を載せちゃいましたかね。
2枚目の写真の左側の花はアネモネでイングリッシュブルーベルは右側のまだ開花していない苗です。
花は青くて小さく釣鐘のようで、スズランのような咲き方を想像して頂ければと。
咲いたらアップしますのでまた訪問して下さい!
こんばんは。
返信する丁度昨日、うちのイングリッシュブルーベルも葉が出ているな〜と見ていたところでした。
イングリッシュブルーベルは日本では夏越しが課題で、余り無いですよね。
たまに日本でイングリッシュブルーベルだと売っているものも、写真を見ると、アイアンメタリウムさんが仰る通り、スパニッシュ種か交雑のものばかりで、今までイングリッシュ種は見たことは無いに等しいです。
イギリスでは本文で触れられている通り、野生種の採取は禁じられているのですが、園芸サイトやガーデンセンターでは販売用に増やしたものが何処でも売られていて、簡単に入手できます。
ガーデンセンターで売られているものは、乾燥にさらされているので咲かない事もあるので、きちんとした球根店のネットで買って届いたら即植える、という方法で簡単に育てることは出来ます。
日本と違うのは、イングリッシュ種の存続が課題な事です。
強いスパニッシュ種が何処にでも生えていて、4月の森の青紫の絨毯を駆逐しかねない状態なのです。ハイブリッドも出てきています。
その点、日本ではイングリッシュ種の保存に気を使うことがなく、スパニッシュ種を楽しむことが出来るので、それは利点だと思います。
4月にうちの近くの歩道で犬の散歩をしている時、
ムスメ「スパニッシュ、カワイイ〜💕 うちの庭にも植えようよ〜」
私「ダメ〜 日本のおばあちゃんちならいいよ〜」
という掛け合いをするのが、毎年の恒例行事です😉
コメントありがとうございます!
きゅーさんのお庭ではやはり育てておられるんですね!
日本では夏越しが課題ですか。
でも横山さんは、純血でも日本の気候に耐えうるように強い種を選抜して育ててきたと仰っていたので、そこに期待したいです。
なるほど、そちらでも入手は難しいと勝手に思ってましたが、販売用に純血が手に入るんですねえ。
そしてスパニッシュはやはり強健なんですね。
自生地の青い絨毯の写真を見るとなんとも言えない美しさがあるので、なんとか保存してもらいたいです。
もうすぐ春、テコフィレアの代わりに今度はブルーベルの青い花を見るのが楽しみです。
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