鹿せんべいさんの園芸日記
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鹿せんべいさん  奈良県
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お寺で種蒔き

2021/03/01
お寺で種蒔き 拡大 写真1 お寺で種蒔き 拡大 写真2 お寺で種蒔き 拡大 写真3

原種シクラメンを植栽した近所のお寺に種を蒔きました。
撒いたのはミラビレとコウム。

去年の夏、希望された方に配った後、協会に寄付しようと思っていたら行方不明になってしまいました。
その後、年末に家の中を片付けていたら出てきた種です。
古くなった種を協会に寄付するわけにいかないので、「原シクを植えていいよ」と、お寺の許可を得ている所に蒔いてきました。

写真1
今回蒔いた種のミラビレとコウム。
いくつあるのだろ?
両方合わせて1000個くらいかな?

写真2
今回蒔いたコウムの種。
ミラビレは、この1/4くらいです。

写真
植栽してから3年経ったへデリ。
種が落ちて落ち葉の下から次世代の小苗が見えています。
この場所で、へデリがないところの落ち葉を除けて土の上に種を蒔いて落ち葉を戻しています。
さて、コウムとミラビレのどっちがここで育つのかな?
想像ではミラビレ。
理由は、この場所は結構乾くから。

「お寺で種蒔き」関連カテゴリ

みんなのコメント(9)

こんばんは

たくさん蒔いたんですね。
その中から環境にあった種子が成長して
その株が花を咲かせて種を落として群生が
出来上がるのでしょうね。
5月か6月ぐらいにわが家の余剰苗も
植えさせて頂けませんか?

返信する

こんばんは~

まだまだたくさん残ってますよ。
今回は、ある程度湿気が要るコウムと乾燥気味でも大丈夫なミラビレを蒔いてみました。
どっちが育つか確認して次に種を蒔いたり、植栽するときの参考にしようと思ってます。

余剰苗の植栽OKですよ。
写真の場所、結構乾きやすい所。
コウム、シリシアムみたいにちょっと暗めでもいいから、適度に湿気があるところが必要なら住職さんにお願いして新しい場所を確保してもいいかなと思ってます。

こんばんは

この時期に原シクの種まきですか。しかも乾燥状態の種を。しかもミラビレまで。
大木の下なので、適度に乾燥していて夏越し出来るのでしょうか。
目から鱗です。

数年後ミラビレが咲くと良いですね。目がハート

返信する

こんばんは~

今、種を蒔いても芽は出ずに、土の上で眠ったままになるんですよ。
なので、種を蒔いても水はやりません。
当然、水に浸してふやかしたりもしません。

展示会などで一般の方には「取り蒔きして夏の間世話をしたら秋に発芽しやすいです。でも芽が出る9月まで水やりするのは面倒なので、9月に蒔くのが楽ですよ」と、採り蒔きと9月蒔きの2択で、9月蒔きのほうが良いよ説明しています。

ちなみに、採り蒔きしても苗床を乾燥させると採り蒔きの意味がなく秋蒔きと同じです。

原シクは1年中いつ蒔いても最終的には芽が出るんですよ。
意外だと思われる方が多いと思いますが。
芽が出る条件で一番大切なのは水分と温度。
うちでは、採り蒔き、9月、10月、11月、12月、3月、4月といろいろやりましたが、ちゃんと管理すればどれも発芽率は似たようなもの。
発芽する時期がその年か翌年かというのと、発芽するタイミングが揃うかダラダラと発芽するかの違いになります。
発芽が揃うのは初夏に採った種を10月までに蒔けば一斉に発芽しやすいです。
気温が下がった10月中旬以降に種を蒔くと翌年にダラダラ発芽することが多くなります。

今回種を蒔いた後、落ち葉をかぶせているので、発芽するだけの湿気はあると思います。
もう少し暖かくなって気温が15℃~20℃程度になると少ないけど目が覚めた種から芽が出ると思います。
春に芽が出なかった種は秋に発芽します。
今年芽が出なかったら来年ちょうどいい気温になった時に発芽します。
そんな感じです。

6月に成熟した種がどこかの鉢で表土に混ざり込んだ後乾燥したまま夏を越して、秋になって水やりを始めたら発芽するのと同じなんですよ。

写真の場所では、へデリが自然の状態で発芽して成長しています。
他の品種でどうなるかが知りたいところですね。
うまく成長するかは、発芽したての小苗があの場所の環境を気に入ってくれるかどうかにかかっていると思います。

またまたで

詳細な説明ありがとうございました。
実はシプリアムの種を2月に水で戻してから蒔いたら発芽しないことがありました。早く発芽させて早く開花させようと思った為です。秋にホジホジしたら種が腐っていたようです。発芽しかけて乾燥させてしまったのが原因だと思っています。
以降9月播種の実を行っています。

実験の結果が楽しみです。

2月に水に戻して種を蒔いても気温が足りないので発芽しないですね。
暖房した室内に置いていても、夜間など暖房を切っていると気温が下がって芽が出ないんですよ。
春にちょっとだけ出るか出ないか、結局芽が出るのは秋が多いですね。
となると、中途半端な時期に蒔くより9月蒔きなんですね。

気温が下がってから蒔いて芽が出なかった時、眠りが深くなって発芽しにくくなります。
芽が出る温度になるまで熟睡しているので、いくら水をやっても芽は出ません。
種が古くなるので統計を取って数学的に評価すれば発芽率の低下があると思いますが、感覚的には翌年の発芽なら気になるほどの低下は感じないです。
寒い間は一旦水を吸ってふっくらしている種の姿を維持できる程度の湿り気があれば十分。
種の表面が濡れているとか、水やり後の用土がいつまでも水で濡れているとかいうのは避けたいですね。

ちなみに、採り蒔きした時も種を採種してヌメリをきれいに洗い流して乾かさないまま用土に蒔きます。
夏場は、種が乾いて干からびない程度に水をやるのがコツ。
種が干からびると採り蒔きの意味がなくなります。
ヌメリが残っていて水を頻繁にやってベタベタの状態にしているとカビが生えたり腐ることがあったりします。
干からびたことがない新鮮な種は眠りが浅く、雑な管理をしても秋に芽が出やすいです。

管理さえちゃんとできれば、1年中いつ蒔いても秋に芽を出させることができますが、管理が悪いと発芽率が低下するだけでなく全滅することになります。
なので、展示会では、だれがやっても失敗が少ない9月蒔きが良いですよと言っていますが、手間を惜しまない方は採り蒔きでもいいかなと思っています。

長々となってすみません。
コメントを見ておられる方が結構おられるみたいで、参考になりましたとか聞くことがたまにあるんですよ。
なので、皆さんに向けての意味合いもあって長文になってしまいました。

ミラビレは奈良では屋外でも育つのですねるんるん
ミラビレは耐寒性が低めなほうとのことなので外では難しいのかなと思っていましたが、兵庫でも育ちそうですうれしい顔
やはり、気候が近い場所で実際に育てている方の情報が一番参考になりますね指でOK

返信する

こんにちは~
うちは奈良盆地のほぼ中央。
厳冬期の最低気温が-2℃とか-3℃の日が2,3日あるかないかで、普通下がっても‐1℃くらいです。
-4℃はあまり経験したことないですね。
ミラビレは霜さえ防げばそんな環境で問題なく育ってます。
グラエカムも、耐寒性があまりないとのことですが、屋外で問題なく育ってます。
ペルシカムだけ葉が傷むことがたまにあるので、夜間は室内に取り込んでいます。
そんな感じです。

兵庫と言えば、花友さんで三田の方がおられますが、厳冬期かなり気温が下がるみたいで、先日お話することがあったんです。
今年、シクラメンだけでなくいろんな植物をダメにしたと仰ってました。

そうですね、今年の冷え込みでは、昨年の暖冬に外で元気にしていた子が枯れこんだり花が止まったりしました。
でも平均気温で見ると暖冬と言えるらしいということで、確かに、寒さに強い植物は開花が早いものがあり、うちの庭ではミヤコワスレがもう咲きそうにしています。
植物は一度の寒波や乾燥でやられてしまうのは気が気ではないですね冷や汗2

シクラメンのことなど、どうも有難うございましたるんるん

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