野々口稔さんの園芸日記
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野々口稔さん  東京都
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クリスマスローズの原種(H.オドルス・ラクサス)

2012/12/31
クリスマスローズの原種(H.オドルス・ラクサス) 拡大 写真1

H.オドルス・ラクサス(H.odorus laxus)です。
花芽がいっぱい出てきているのに感激しました。小葉も枯れずに残っています。我が家のラクサスはとても元気です。
ラクサスは、スロベニア北東部産と考えていましたが、なかなか自生地で確認できていません。また、最近、北イタリアにラクサスが分布すると言う文献(1988年)を見つけました。
いったい何処が古里なのか、教えて欲しいです。

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みんなのコメント(7)

おはようございます。

この子は、根腐れで~とおっしゃっていた↓株ですか?
http://d.hatena.ne.jp/hellebo/20070708

うちにも、「ヒトデ」咲きの舶来っ子がいるのですが、
今期、M村園芸さんが、かなりの数を出されていたので
1株、買ってみました。
この写真と同様、いつの間にかムクムクっと上に伸び
根元が剥き出しになってしまいます。
種間交雑だから、性質が強いんでしょうね~。

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最近更新していない「はてな」さんまで見ていただいているのですネ。ありがとうございます。
松村さん、今期はチャンスかも知れませんネ。

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日本書くのがたいへんなので英語でtry。if you directly get the wild plant from wmーhimself, then the SiteNo should be wm0029. it is very rare to find the site# of odoruslaxas anymore.maybe no store has wm0029-オドルスラクサス in japan!

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ocelotさん、確かにラクサスは入手困難です。
ラクサスの正体を探るツアーをしたいところですが・・・。

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こんばんは。
要は、オドルスと hmi が隣接して自生する場所ですもんね。
私は、てっきり、イストリア近辺だけでなく、北イタリアも
ラクサスの自生地だと認識していましたが~。

実は、より広く、
http://link.springer.com/content/pdf/10.1007%2FBF00936045
によれば、「イタリア北西部 Lombardy のヴィリディスは、(本筋の)ヴィリやオキシと異なり、寧ろ、イタリア北東部に自生するH.odorus subsp. laxus の変異種と見るべきだ」・・・「イタリア内での(本筋の)ヴィリは Maritime Alps のみに自生する」と書かれています。つまり、この文献の標本の採取地の、Maritime Alps 以外の場所も、ラクサスの自生地に加えるべき~ということになるのかもしれません。
一般的には、P.183 の Fig.1 の記述によれば、北東部の、Friuli, Veneto が、イタリア内でのラクサスの自生地だと認知されている様です。

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ocelotさん、こんばんは!
私もこの論文を確認していますが、1988年のものなので、どう扱って良いか考え中です。
特徴的にはヴィリディスとは異なるという記載は間違いないかとは思います。
オドルスの亜種なのかオドルス/イストリアクスとの自然交雑種なのかは別にして、どうもオドルスの分布がはっきりとイメージできないのです。
何故なら、北イタリアに連続するスロベニア側にあるのは、どうみてもイストリアクスだと思うので、連続性が途切れてしまうのです。
更に、1988年当時では、確認されていなかったリグリクスの分布やヴィリディス/リグリクスの自然交雑種も北イタリアに分布していますから、更に複雑化しています。
そんなこんなで、ラクサスをどう扱って良いか迷っています。

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こんにちは。
より新しい文献(1990)で、植物体に含まれるヘレブリン成分
http://www.cabdirect.org/abstracts/19910306461.html;jsessionid=A4E7EF99825949AAD3648321D291D9B3?gitCommit=4.13.8-6-g6e31ff9
を分析した薬学の文献があります。ここでは、laxus を「a spieces previously identified as H.viridis」と説明し、つまり、この時点(1990)では、北イタリアの自生種は、laxusだと認識されている事になります。
同一人(Colombo, M Laura)のfull-textの文献(1991)↓
http://link.springer.com/content/pdf/10.1007%2FBF00937982
他にも、「5ケ所で採取したラクサスを検体とした」との文献もありましたが、full-textが探せませんで、その5ケ所がどこかは判りませんでした(でも、おそらく、イタリア内でしょう)。

一旦、laxusとして成立した以降は、稔性が在るのだから、
スロベニア側はhmiでも、北イタリアの気候に適したlaxusが北イタリアに広がった~というので構わないのでは?
hmiよりも、laxusの方が、明らかに強健ですもん!
更に言えば、薬学の人がこういう実験をしたのだから、民間療法で、laxusは(ヴィリと共に)用いられていたと推測でき、尚更、そっちが広まったのかもしれません。
「日本の野草」のサイトでもよく問題になりますが、薬用の栽培品は、「自生種」とは呼び難い所もありますが・・・、温室等の無い江戸時代に存在すれば「日本の野草」としてそのサイトでは扱っています。

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