つるバラ　フェンスに誘引｜園芸日記by有島　薫｜みんなの趣味の園芸

写真1

写真2

写真3

フェンスにつるバラを咲かせるには、面を覆うように誘引することになります。
植え付けて一年目は無理として、育てながらイメージ作りをすることも大切です。

画像左
フェンスに誘引するには、真ん中に植えて枝を広げるやり方（画像のように）と、
植え場所の関係からフェンスの端に植えることがあります。
その時は扇の半分と考えて、面が広かったら両側から植えるといいです。

ここで気を付けるのは、低い位置から誘引することがポイントです。
画像はきれいに誘引されていますが、欲を言えばもう少し低い位置からやると咲いた時見応えがあります。

画像中
「フェンスにバラを咲かせるのです」
フェンスが大きくても、小さくてもこのように足元からフェンス一面に咲かせて
はじめてフェンスにバラを咲かせたことになります。
このようにするには、低い位置から誘引することが求められます。

誘引は上の画像のように、バランスよく扇状に誘引していますが、なかなか慣れないと出来ません。
咲いているバラは「アンジェラ」です。
咲くと花や葉で枝ぶりはわからないです。
誘引は出来る範囲でやってもらえば良いと思います。

画像右
こちらは我が家の自然体です。
誘引らしいことは何もやっていません。
所々シュートぎみに飛び出た枝は、ランの支柱の先を曲げて枝先に引っ掛けて倒してあるだけです。
一回で曲げ切れなかった枝は、仮止めして再度曲げます。
バラはＥＲの淡いピンクは「ルチェッタ」ピンクは「ガートルート・ジェキル」
奥の黄色は「グラハム・トーマス」です。
どれも香りのよい品種です。
シュートを倒す以外は、前回説明した四季咲きの剪定の要領で切ってあるだけです。
冬の状態は恥ずかしくてご覧に入れられません＾＾

几帳面に誘引するか、このように手抜きでやる方法もあります。
バラは花茎の短めのを選んだ方が綺麗です。


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