曇天の初夏です。
『野田藤』は大和川の上流、奈良地方が故郷なのでしょうか。
古来、大和川が氾濫して上町台地の高い所にあった本願寺(現京都の本願寺の跡地)、現大阪城の近くを流れ、洪水で氾濫しながら淀川に流れ込んでいた。
だから、河内の国はハス蓮根の沼地である。
家康も南の茶臼山に本陣を構えたのはこの沼地を避けたのだ。
今年の【のだふじ巡り】には川から流れ着いた種が『野田藤』と書かれている。
現、大和川の付け替え工事は上町台地の東側、堺市との境界に付け替えられ、いまだに豪雨で氾濫している。
この野田地域は梅田の田んぼ裏側で、淀川と大和川に挟まれた沼地である。
現には、ここを流れる安治川、すなわち玉川や下福島公園がこの『野田藤』の中心地(⑧から⑮番まで)となっている。
食い倒れの「杭」も、澪標(みおつくし)も川と海の文化です。
この蘊蓄は、上町台地と大阪城、そしていつも氾濫で堆積を繰り返してできた淀川や大和川を抜きに【大阪】は語れない。この中の一部が『藤』の種でしょうか。
阪神野田駅の2本の樹【野田藤】で一服。
【のだふじ巡り】開花予想4月15日~29日
写真1 『野田藤』ほぼ満開です。
写真2 阪神野田駅前の2本の棚フジですね。
写真3 2本の古木、花穂の先がまだ開花せず。
※無責任な素人の私どもが気ままに書いたことで、【野田藤】が奈良のふもとに自生していた種なんて信じないで下さいね。(野田中学校元勤務校)
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meikaさん こんにちは
返信する今年も野田藤の季節になりましたね。
『のだふじ巡り』始まるのですね。
例年、苗木販売が特に気になっております。
育ててみたいと長年憧れの花木です。
大阪市福島区(阪神電鉄の野田駅前も福島区ですね)の区の花にもなっていますものね。
meikaさんは野田にご縁おありなのですね。
こどものころ、よく商店街にお買いものに行きました。
鰻屋さんも健在でしょうか。
公園でも見かけた野田藤ともに懐かしいです。
コメントありがとうございます。
返信する実はこの日記、本日は日本生命病院で術後の耳鼻科健診の帰り道で早く終わったので見物しました。
現実、コロナ禍のため外出はせず、ほとんど古屋で草木と日々遊んでいます。
思い出の地である「野田」とは、少なからず縁がありました。
初めて、大阪に上京して学芸大学時代にアルバイト先の家庭教師をしたのも、この野田でした。
松下幸之助氏の「二股ソケット」や「自転車」の発明地「浦江」などもこの「ふじ巡り」地域に入っていますね。
野田新橋商店街、南に下福島中学、北は八坂中学と自転車であちこちと巡りました。
やはり、私どもの思い出の地であります。
meikaさん
受診日だったのですね。
病院に行くだけでも気がしんどいですが野田藤とご縁のあるエリアまで足を伸ばされて、お天気もよく気散じになったことでしょう。
自転車は行動範囲も広がりますね。
花木やひとばかりでなく、場所にも ご縁ってある。わたしもそう思うことあります。
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