きゅーさんの園芸日記
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フジ事情

2021/05/14
フジ事情 拡大 写真1 フジ事情 拡大 写真2 フジ事情 拡大 写真3

うちの庭はイギリスではまったく広くはなく、かといって小さいものにも属しない大きさになります。
この大きさで、場違いにもフジの木が5本あります。

地植えは4本で、どれも若い木です。
そのうち咲くのは、今日の写真の一本のみ...

イギリスでは、藤を家の壁に沿って這わせているうちが多いです。蒸れることがないからです。代わりに棚仕立ては滅多にないです。
そして、日本と品種が違うものを這わせているうちが多いです。

一般的によく壁に植えられているものは、Wisteria sinensis(通称:中国藤)で、房が短くブドウのようで、ゴールドに近い葉がちょろっと出ていて、コッツウォルドで初めて見た時にとても綺麗だと感動しました。

日本で棚仕立てにされている、房の長いWisteria floribunda(ノダフジ、通称:日本藤)も幾つも種類が売られているのですが、見かけたことは無いです。咲くまでに年数が掛かるので、最近売り始めたのかもしれないです。

因みにWisteria brachybotrys(ヤマフジ、通称:絹藤)も購入できます。
そのほかに、ハイブリッドも含めて3種類位あります。

私は中国藤が欲しかったのですが、いつぞやチェルシー フラワーショーの頃に、便乗企画で、期間中毎日目玉商品を変えて売っているネットショップで、写真のものを1000円位で売っていたので飛びつきました。

ひ弱なものが届きましたが、接ぎ木苗で初年度から咲いていました(因みに地植えの他の3本も、接ぎ木で2メートル以上、張りもある大株で、咲いた形跡はありました)。
地植えにした翌年は根の張りに全集中したらしく咲きませんでしたが、今年は初めて随分と沢山咲きそうです。
寒さで蕾がやられるのではと思う期間も長かったです。

唯一の欠点は、どの藤かが分かないことです。
ハイブリッドのセンが強い気がします(Wisteria × valderi あたり?)。
他のフジはみんな日本藤なので、結局うちには欲しいと思った中国藤はないのかもしれません...

みんなのコメント(4)

 日本では気象異変で今年のフジの開花季節が早かったり変でした。 最近プチブームなのか、フジ園が人気で 桜と違い、香りやシャンデリア感を楽しめるようです。ウィステリアも結構種類があるのですね。きゅーさんの花色は初めて見ました。 はちみつを取るアカシア、レンゲ、シロツメクサも同じような香りですね。

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花ちゃん、おはようございます。

去年も東京でフジの花の開花が早いな~と思っていたのですが、今年もすごい早かったようですね。

フジ園も素敵ですね目がハート
特に、九尺藤の見事さ...2年続けて拝観中止だったそうですが、丹波の白毫寺の九尺藤を見てみたいです。
関東出身なので、その時期に行けるとしたら、あしかがフラワーパークかもしれないですが、なんといってもあの香りと相まって、花ちゃんの仰る通り、虜です黒ハート

この写真のフジは、割と白っぽい感じです。ちゃんとした白というのとは違うのですが、かといって藤色でもないです。
とりあえず咲いてくれているだけで御の字ですウィンク

きゅーさん、こんにちは。
レンガの壁に藤、似合いますよね(藤だけでなくツルアジサイ、つるバラ、クレマチス、エスパリエの果樹、何でも似合いますねw)。

私もこの色の藤は初めてみました。バイカラーですか?
藤が植物学の種としてこんなに細かく分類されているとは知りませんでした(特に野田藤は山藤の改良種かと思っていました)。さすがきゅーさんです!

藤といえば、東京・調布の神代植物公園に藤の品種を集めたコーナーがあったのを思い出します。麝香藤というのが名の通り素晴らしい香りで、魅了されました。
きゅーさんは八重黒龍あたりがお好きではないでしょうか? 紅カピタン(だったかな?)も渋いピンクでいいですよね。

お書きになられている通り、藤は地植えにするとまずはサイズアップに力を使うため、花が全然咲かなくなるようですね。逆に鉢植えだと根が制限されるのですぐ咲くようですが、藤のように本来大きくなる植物を小さい鉢で何年も育てられるのかが疑問です。
拙庭は藤が映えるレンガの壁もないですし、藤棚をつくったらただでさえ狭い庭に日陰スペースができてしまってそこに花を植えられなくなるので、見てるだけになりそうです。秋にぶら下がる実も黄葉も魅力的なのですが・・・・・とここまで書いて、小型のアメリカ藤なら植えられるかもしれないなと思い始めました。
アメジストフォールという品種が日本では良く出回っていて、「二季咲き」という触れ込みだったので気になっていたのを思い出しました(日本の気候だと二季咲きにならなさそうですが ← ガーデニングあるあるです(笑)。

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Galanthophileさん、おはようございます。

仰る通り、レンガとのコラボは、なんでもなかなか風情がありますね。
フジを3階くらいまで這わせているおうち、もうこの世のものとは思えない美しさですが、どうやって剪定しているのでしょう???

今日の写真の藤の素性をなんとか明らかにしようと思いまして、野田藤と山藤では巻き方が左右逆だというので参考にしようと思いましたら、若いせいか、まず垂直に幹が出て、左右に誘引しただけで、巻きが入っておらず判明不可でしたあせあせ(飛び散る汗)あせあせ(飛び散る汗)
仰る通りバイカラーで、全体的には白っぽい感じです。

仰る通りと言えば、八重黒龍もあります😅
言い訳をしますと、なにかの記念日に貰ったのです。実は八重の植物は今はあまり好きではなく(変わり種のものは別といたしまして)、特にフジではそうは惹かれず、どちらかというと、中国藤の方が好きなのですが...
本当は、白野田の、房が60㎝になるものにも大変に惹かれたのですが、日本にある90㎝になるとかいう(うちではならないと思いますが)藤色のものがあるので諦めました。
もう這わせる場所がなくなりました冷や汗

神代植物公園、幼稚園の遠足で行きました。幼稚園で行くには区内からだと結構な距離な気がしますが...
当時珍しかったバナナの木の記憶が鮮烈なのですが、あそこにそんなに素晴らしいコーナーがあったのですね!
行ってみたいですひらめき
東京の藤というと、亀戸天神が有名で、あの藤の幹と枝をみると、この重さで台風をどうやって乗り越えているのか不思議でした(行った年の前年に台風で多少の被害はあったようでしたが)。

藤棚が庭にありますと、確かにその場所はフジ専用になりますね。
日本の鉢植えですと、一才藤が場所も取らず、そう鉢を大きくしないでも長い房で咲いて憧れています。
アメリカ藤は、咲く時に葉がわさわさ出て、花がこじんまりしているので、バッドレアを思い出しました。
でも、バッドレアも藤も香りがありますけれど、アメリカ藤は全般に香りがしないのですよね?アメジストフォールについてはわからないのですが...
アメリカ藤ですと、イギリスではWisteria frutescens 'Longwood Purple'という種類が出回っています。
もともと東海岸中心に生えているものなので、この種類はLongwood Gardenで改良されたのかなと思ったりします。
アメリカ在住時よく行った庭園で、かなり植物学的に研究を行っているところでしたので。
今でも、冬季の珍しい小球根を鉢植えで育てていて、展示されているかは不明ですが、興味深い場所だと思っております。

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