この、フジ棚の下にはベンチがあって、患者さま、ご家族の皆さんが休憩されています。日陰があって、これからの暑くなる季節にはちょうどいい場所です。
作業している場所から、5mと離れていないので、患者さまたちの話が時々、聞こえてきます。
そういう時は、なるべくそばを離れるようにしていますが、時には、すすり泣きも聞こえることがあり、つらいです。
ある時、二人の男性患者さまがおしゃべりしていました。そばを離れようにも、結構大きな声でしゃべっているので、話の内容が聞こえてきました。
「うちの女房がさあ。家に帰ると俺に、何とか食べてもらおうと思って、本当に、いろいろなもの、作ってくれるのよ。ありがたいんだけど、今の俺はそんなに食べられないのよ。お粥程度でいいんだけど、困るよね。」
「そうそう、勢のつくものといって、ウナギやら、焼肉用意してくれるんだけど、今の俺たちは食べられないよね。気を使ってくれるのは、ありがたいんだけど。」
お二人ともいい奥様をお持ちですね。
当病院も、ガン患者さま向けの、料理教室が開かれていました。
このコロナ禍で、思うように開催出来ていませんが、たしか、ここの栄養士さんが出した、本がでているはずなので、後で調べてみます。
📷① 4月20日のフジ棚
📷② フジ棚の下のベンチ
📷③ 6月14日現在のフジ棚
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今晩は。
返信するとても、大切な事を日記に書いてくれたような気がします。
家族の大黒柱が病気になってしまうと、家族で献身的に送って欲しいと美味しい食べ物を作っても、お粥しか食べれない患者さんの気持ち、同じように戦ってる同士しか分からない事ですよね。
私も主人が闘病生活して、薬の副作用で口内炎が沢山出来てしまい、食べるのも苦痛な時も有りました。我が家は蕎麦屋なので、喉ごしのよいとろろそばをお昼は食べてました。緑内障にもなってて、目もかすんで子供が漢字の宿題を見る担当でしたが、段々見えなくなって来てたのも事実だと思います。
今は空から私達を見守って10年が経ちやっと家族でお父さんの話を笑いながら出来るようにもなりました。その反面娘はフラッシュバックすることもあります。色々有って二人も今年で二十歳になります。ここまで来るのに本当に大変だったので、私自身も体にガタが来てると思います。
大変だった場所でのボランティアで有ってもそう言う人達が励まし合ってるんたと
お仕事大変ですが、これからも素敵な花を植えてくださいね。
蕎麦のさっちゃんさん
返信するこんばんは。
さっちゃんさんのお話、ご苦労されていらっしゃるので、いつも、心にしみます。
患者さま同士、いたわりあいながら、おしゃべりされているのをよく見かけます。
私は、ひたすら、お花の世話をして、話しかけてきたら、黙ってお話を聞いてを、これからも変わらず、続けていきます。
今は、植え替えの時期で、梅雨入りし、お天気にハラハラしながらの毎日を送っています。
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