Cattleya Haw Yuan Angel ‘Little Beauty’
今回も上を向いて咲きました。
【画像1】は使い慣れたデジカメで撮ったものです。
このデジカメの癖で青味が強調されるので、紫系の色が青寄りに写ってしまいます。直前に真っ青な物をカメラに見せて(=ピントの仮合わせをして)やると、一時的に青に対する感度を下げてくれるので、その状態ですばやくカメラを花に向けて撮影すると実物に近い色に撮ることがある程度可能ですが、被写体が変わった瞬間に感度が戻ることの方が多いので、なかなか上手く行きません。
【画像2】は慣れないスマホで撮ったものです。
こちらの方が実物に近い色です。画質もこちらの方がいいのですが、それはピントが合えばの話です。こちらはピントがなかなか合わないので手こずっています。
デジカメの方がそもそもそれ用にできているので使い易いのですが、最近調子が悪くなってきたので、スマホにもぼちぼち慣れるしかないですね。
この花はカトレアにしては短命で、夏に咲くと十日もてばいい方なので、「まあ明日でいっか~」とか思ってるうちに写真を撮りそびれたことも何度かありました。
柑橘系の香りがするはずなのですが、今回はまだしていません。
あと、萼(12時・4時・8時の位置にある細長い花びら)の先端から甘い蜜が出ます。
葉の先端からもよく蜜が出ていて、これが乾くと浸透圧でやられて葉の先端が枯れてしまいます。先端が枯れるとそれ以上蜜は出ないので、あえてその成り行きに任せます。着生蘭には葉から蜜を出す種類が多く、一説では、その蜜でアリをおびき寄せて用心棒にするのだと考えられています。熱帯のアリには、葉を食害するイモムシやバッタを集団で襲って食べる種類が多いからです。でも、日本で家の中で栽培されているぶんには、単なる糖分の無駄遣い。そのエネルギーを成長と開花に振り向けて欲しいのですが…。
以前の日記で、「もっと大株にすればたくさん咲いてくれるかな~」と言ってましたが、諦めました。
大きめの鉢に植えると、鉢のサイズに合わせて匍匐茎(地を這う部分)が間延びしてバルブの並びがまばらになるだけで、バルブ数が増やせないんです。しかも、カトレアは根詰まりしている位の方がよく咲くので(蘭屋さんにそう教わったのですが本当にそうですね)、バルブ数が変わらず鉢サイズが大きくなるわけだから、根には余裕ができて、花が咲かなくなるのです。
というわけで、結局、元の 3.5号鉢に戻しました。
蘭展で展示される、大きなカゴにびっしり生えてもりもり咲いてるカトレアって、大きな一株だと以前は思っていたのですが、たぶん違いますね。栽培者に直接聞いたことはありませんが、あれって、バラバラに育てたのを花が咲く直前に寄せ植えにしてるんですよね? まあどっちにしても、そこまでできる人はすごいってことに変わりはありませんが。
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