花苗ケースを見て、ウサイン・ボルトの如く、緩和ケア病棟から飛び出してきた患者さま｜園芸日記byプルスワ｜みんなの趣味の園芸

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遅ればせながら、夏花壇の植え替えが始まりました。
花壇の前に、市場から仕入れた花苗ケース（４×６＝２４個）を並べていました。

すると、突然、花壇の前にある緩和ケア病棟から、一人の患者さまが、まるで、オリンピックの陸上１００メートルの世界記録を持つ、ウサイン・ボルトの如く、飛び出してきました。
彼女の後を

「○○さん、待って、待って」

看護師さんが慌てて追いかけてきました。

「お花が来たのね。植え替えるのね。」

と、その患者さまは興奮したようにしゃべりだし、花苗ケースを一通り見て、看護師さんに促され、病室に戻っていきました。

（緩和ケアについて）―緩和ケア.netより
緩和ケアというと、「終末医療」や「ホスピス」といった、暗いイメージがつきまといますが、今の、緩和ケア医療は全くそういうイメージはありません。
ガン患者さんは、ガン自体の症状のほかに、痛み、倦怠感などのさまざまな身体的な症状や、落ち込み、悲しみなどの精神的な苦痛を経験します。
「緩和ケア」は、がんと診断された時から始まる、身体的・精神的な苦痛をやわらげるためのケアです。

作業していた私たちは、あっけにとられて、今の出来事は、夢ではないかと茫然としてしまいました。

病室の中は、感染症対策、コロナ禍で、生花を飾ることは禁じられています。当然、お見舞いの花は、全く許されていません。

でも、花を見たいという気持ちは、自分が病であるということを一時忘れてしまう、すごいエネルギーを持っているんだということを、思い知らされました。


黄色の強さお... 2024/04/19	大トリは黄色い... 2024/04/19	外で水浴び 2024/04/19

大トリは黄色い... 2024/04/19	オオデマリ成長中 2024/04/19	庭が華やかに 2024/04/19

黄色の強さお...
2024/04/19

大トリは黄色い...
2024/04/19

外で水浴び
2024/04/19

大トリは黄色い...
2024/04/19

オオデマリ成長中
2024/04/19

庭が華やかに
2024/04/19

みんなのコメント（4）

ゆりYO 2021/06/22

こんにちは♪

その方の気持ち、すごくわかります。

私は命には影響のない病気なんですけど…。やっぱり病気のことを忘れたくて、花を育てています。お花さんのお世話をするためには、体力をつけなきゃ、植え替えするだけの筋力をつけなきゃ、って。

お花にはすごいエネルギーがありますね♡

入院患者さんたちを元気にするために、お仕事頑張ってくださいね！

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プルスワ 2021/06/22

ゆりYOさん　はじめまして
水彩画がお得意なんですね。お魚の絵が入選したという記事をみました。おめでとうございます。時間があったら見にいってみたいです。
それから、せっかくのマイホームを手に入れたのに、スズメバチの被害に悩まされるなんて、本当にお察しします。
巣を駆除しようにも、よそのうちのことだなんて。
何とか解決策が見つかりますように。

蕎麦のさっちゃん 2021/06/23

今晩は。
昨日整形外科でした。骨折は完治してませんが、固定が外れました。今までは固定に買い物も袋を二重にしてました。台所は自宅には無いから、お店の調理場でご飯の支度をするので、本当に靴が履けるのが幸せを感じますよ。
母も特別養護老人ホームに居ます。コロナですっかりイベントや花の手入れとかも無くなりました。一応ワクチン接種を二回目受けてるので、今度病院の診察で外出するのも少しはストレスは感じないと思います。
花の入れ換えを患者さんも楽しみにしててんですね。私も足が不自由で娘に車イスを押して外に行けない時は☔が降ってしまうと、心がブルーになりますが、
それよりも養護老人ホームに居る方や病院で過ごさなくてはならない方には花が元気の源になるんですよね。
日記を読むたびに私も頑張って行こうと思います。
息子も怪我して足首の靭帯を伸ばしてしまい、固定してて、学校も休んで安静にしてます。
今まで息子も走り続けて来たので、私も見守ってます。昔の私だったら無理させてましたが、
ワクチン接種券が届き、整形外科に行った時に予約したら、８月から7月になりました。前倒しになったので、これで少しはお出掛けするのも、仕事をする上でも気持ちが違うかな？と思います。
大変な仕事でも、色々な人間模様が有るんだなと思いました。

プルスワ 2021/06/23

蕎麦のさっちゃんさん　こんばんは。
私もこの日記を始めて、お花の世話をしているのは、必ずしも１００％お体が元気なかたばかりでない。
それどころか、大病されたり、さっちゃんさんみたいに，怪我をされたり、ご家族に不幸があったりと、いったかたが、楽しそうに、自分の花自慢をされている日記を見て、人ってすごいなと、いつも感心させられています。
人生１００％いいことばかりでは、ないけれど、つかの間、お花に癒されて、また、明日を迎えることができるんですね。
このサイトに参加して、花壇作りのヒントをたくさんもらっています。この花をたくさん植えれば、花壇の手入れが楽になりそうとか、お花に接する心構えとか、初心者、ベテランの方からすべて、得るものがあります。
さっちゃんさんと、こうしてお知り合いになれたのも、お花の縁ですね。
これからもよろしくお願いします。

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