プルスワさんの園芸日記
写真

他のプロフィール画像を見る

プルスワさん  千葉県
お気に入りメンバーに登録
2021年06月
1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30
カテゴリ

患者さまと夏至の太陽に、シロタエギクの美しさを教えられて

2021/06/24
患者さまと夏至の太陽に、シロタエギクの美しさを教えられて 拡大 写真1 患者さまと夏至の太陽に、シロタエギクの美しさを教えられて 拡大 写真2 患者さまと夏至の太陽に、シロタエギクの美しさを教えられて 拡大 写真3

シロタエギクのイメージと言えば、寄せ植えや花束の脇役というイメージが強くて、私の中ではあまり、存在感がありませんでした。それが、患者さまたちのご指摘で、一変しました。

いつものように作業をしていると、一人の患者さまが近寄ってきて

「この植物、なんていう名前?」

と質問されました。
花壇は、夏向きの花に切り替わっていたので、てっきり花の苗のことを、おっしゃっているのかと思いましたが、指さす方向は、シロタエギクが植わっている場所。📷③

「シロタエギクといいます。」

「いいねえ。この色いいよ。本当に、いい色だよ。」

患者さまに言われて、私も改めて、シロタエギクをじっくりみてみると、初夏の太陽の光に照らされて、シルバーリーフの葉が、今まで見たことがないほど、きらきら輝いていました。

シロタエギクは、日照が不足すると葉の色が悪くなるといいますが、夏至の日照時間が一番長い日に、最高の葉の美しさをみせてくれていたのでした。
ちなみに、確かに同じシロタエギクでも、日陰に植えられているものは、白というより、緑色の葉がみられます。📷②

さらに、初夏から夏に黄色の可愛い花がさきますが、花をつけると株が弱るので、花芽ができたら随時摘み取るのです。
患者さまが、声をかけてきたのは、まさに、その作業をしているときでした。📷①

「どういうときに、この花を使うの?」

とまた、質問されます。

「寄せ植えや、花束をつくったりするときの添え花です。」

「ああ、カスミソウのようなものなんだね。」

「カスミソウなんて、すぐにその花の名前がでてきますね。お花を育てていらっしゃるのですか?」

「そうなんだよ。ちょっと、やっているんだよ。」

と、その男性患者さまは、照れくさそうに、でも、ニコニコしながら、その場を立ち去りました。

シロタエギクのすばらしさを教えていただいたお礼に、少し元気をあげられたかな。

「患者さまと夏至の太陽に、シロタエギクの美しさを教えられて」関連カテゴリ

みんなのコメント(4)

やはり、深いお話ですね。大きな病気を経験されて 見方が深くなっているのでしょうか。患者様、それぞれの方が いろいろお花類を心で感じていますね。

花壇が無かったら・・・慰めが無いかもです。
また、こういう何気ない会話がどれだけ嬉しいかもわかります。元気を受け取って帰られたのですね。
さりげない会話に 慰められるは 私たちでもたまにあります。嬉しいものですね。

返信する

たまゆらさん こんばんは。
思い込みで見過ごしていた、植物の美しさを教えていただきました。
本当に、お花を通じて、患者さまとお話しするきっかけになっています。

返信する

シロタエギクは、その患者さんにとっては、メインの植物に見えたんだと思います。
横の花の黄色にも目を止められたでしょうが、その花の美しさより、シルバーリーフの美しさの方に目が行ったのでしょうね。

シロタエギクは、私も美しいと思います。
普段は添え花扱いかもしれませんが、シロタエギク自身がひっそりと美しく輝いています。

返信する

浦郷さんこんにちは

私も、シロタエギクの美しさ、良さにきづきました。

みんなの趣味の園芸にログイン/登録する

※コメントの書き込みには会員登録が必要です。

会員登録がお済みの方は

会員登録をすると、園芸日記、そだレポ、アルバム、コミュニティ、マイページなどのサービスを無料でご利用いただくことができます。

定期購読
投稿募集中 from テキスト編集部
見て見て!お気に入りの花

見て見て!お気に入りの花
自慢の植物・庭の写真を募集中!

みんなのマルシェ

みんなのマルシェ
自慢の畑・野菜の写真を募集中!